米トランプ政権、ICC本体に制裁措置 ノーベル平和賞発表直後

2026/10/10 00:05 

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 米国務省は9日、トランプ米政権が国際刑事裁判所(ICC、本部=オランダ・ハーグ)に対する制裁措置に踏み切ると発表した。ICCなどで判事を務めたナバネセム・ピレイ氏(85)のノーベル平和賞の受賞が決定した直後だった。

 トランプ政権は8月、ICCの赤根智子所長を制裁対象にすると発表し、米国内の資産凍結や、入国禁止の措置を取っていた。今回のICCに対する措置は、これまでのICC職員個人への制裁からさらに踏み込む形で、ICCは世界的な金融システムの大半から締め出される懸念がある。

 ロイター通信によるとICCと取引のある企業も処罰対象とする「2次制裁」も行われる可能性があるという。

 米政権はICCが国家の主権を脅かしていると繰り返し批判しており、今回は組織としてのICCにも制裁を加えることになった。

 高市早苗首相は9日、X(ツイッター)で米国の制裁に関し「我が国は法の支配を一貫して重視し、その役割を担うICCを支持している。今回の措置は、日本の立場と相いれるものではなく、深く懸念している」と表明した。【ワシントン平野光芳】

毎日新聞

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