レバノン侵攻で官房長官「深刻な懸念」 在留邦人の安全確保へ

2024/10/01 11:32 

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 林芳正官房長官は1日午前の記者会見で、イスラエル軍が地上部隊をレバノン南部に侵攻させたと発表したことを受けて「我が国として深刻な懸念を表明する」と述べるとともに「事態の更なる悪化をもたらさないようにイスラエルとヒズボラとの間の即時停戦を求める」と強調した。

 多数の民間人が巻き込まれるとみられ、イランや近隣諸国の反発は必至。林氏は「政府として緊張感を持って現地の在留邦人の安全確保に取り組む。現時点で邦人は約50人いるが、随時連絡を取りながら適切に対応している」と話し、邦人退避のための自衛隊機派遣などを検討していることを明らかにした。【鈴木悟】

毎日新聞

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