東海道新幹線60年 名古屋や東京で記念出発式 累計70億人運ぶ

2024/10/01 09:07 

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 東海道新幹線が1日、開業から60周年を迎え、東京、名古屋、静岡、新大阪駅で記念出発式が行われた。名古屋市では、伊藤勝明駅長の合図で午前6時20分、名古屋始発の「ひかり630号」が15番ホームから東京に向かって走り出した。

 東京オリンピック開幕直前の1964年10月1日、東京―新大阪間で開業した「夢の超特急」は昭和の高度経済成長期を駆け抜け、平成、令和の時代も走り続けて、累計約70億人を運んできた。

 テープカットを行ったJR東海の武田健太郎副社長は「これからも快適性、利便性をブラッシュアップし、安全輸送に努めていく」と述べた。【真貝恒平】

毎日新聞

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