立憲民主党の野田佳彦代表と国民民主党の玉木雄一郎代表は５日、国会内で会談し、自民党の派閥裏金問題を受けた抜本的な政治改革や、政治資金規正法の再改正に取り組むことで一致した。外交・安全保障や原発を含むエネルギー政策などの基本政策について、特別国会後に協議を始めることでも合意した。

　会談後、野田氏は記者団の取材に応じ、国民民主が主張する年収が１０３万円を超えると課税される「１０３万円の壁」の解消についても「突破していくことには敬意を表する」と協力する意向を伝えたことを明らかにした。【池田直、遠藤修平】