米大統領選で恒例の未明投開票、ハリス氏とトランプ氏が引き分け

2024/11/05 14:29 

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 5日午前0時(日本時間同午後2時)すぎ、米東部ニューハンプシャー州北部の村ディックスビルノッチで恒例の、全米に先駆けた大統領選の投開票が行われた。地元メディアによると、6人が投票。民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)ともに3票ずつで引き分けた。

 カナダ国境近くのディックスビルノッチでは、1960年以降、未明投票が行われている。今年1月の大統領選に向けた予備選でも実施した。報道陣が見守る中、1人ずつ投票を行い、即時開票された。投票前にはアコーディオン奏者による国歌の演奏があった。

 大統領選では全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人の獲得数を競う。過半数の270人を獲得すれば当選する。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の各種世論調査の集計(4日現在)によると、全米の支持率はハリス氏が48・7%、トランプ氏が48・6%と大接戦となっている。【ニューヨーク中村聡也】

毎日新聞

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