国民・玉木氏「ネガキャンに負けず支持いただいた」 都議選で躍進

2025/06/24 11:59 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表は24日の記者会見で、新人9人が当選し、初の議席獲得を果たした東京都議選について「ネガティブキャンペーンに負けず、現役世代や若い人に根強く支持いただいた」と振り返った。

 交流サイト(SNS)上で人気が高い、石丸伸二前広島県安芸高田市長が代表の地域政党「再生の道」や、日本維新の会、日本保守党などが議席を獲得できなかったことにも触れ、「我々が単なるインターネット頼み、風頼みの政党ではないことも証明できた」と胸を張った。

 告示前は、玉木氏の備蓄米をめぐる発言や、参院選比例代表での山尾志桜里氏の擁立をめぐって党内外から批判が寄せられ、報道各社の調査で党支持率も低下していた。

 玉木氏は「0議席から9議席と躍進できた。新しいアプローチを都議会でもやっていきたい」と語った。目標の11議席に届かなかったことについては「よく分析が必要だ」と述べ、「批判もいただき、厳しい選挙だと思ったが、国民民主の掲げる政策への期待が予想以上だった」と強調した。【遠藤修平】

毎日新聞

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