茂木外相、アフリカ4カ国を歴訪へ 中国念頭に資源外交

2026/04/28 19:18 

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 茂木敏充外相は29日~5月6日の日程で、外相として42年ぶりの訪問となるザンビアを含め、アフリカ4カ国を歴訪する。資源豊富な各国と供給網強化の協力を確認。アフリカで存在感を増す中国を念頭に、経済安全保障分野を強化した「自由で開かれたインド太平洋」構想を発信する。

 茂木氏は28日の記者会見で、ザンビア、アンゴラ、ケニア、南アフリカを訪問すると発表。「自由で開かれた国際秩序の維持に向け、アフリカ諸国との連携が一層重要になっている」と述べた。4カ国で首脳や外相らと会談する。

 アフリカは人口増で経済成長が著しく、国際社会でも発言力を増す。日本は関係強化を狙うが、経済援助額では中国に及ばない。ケニアで2016年、当時の安倍晋三首相が自由で開かれたインド太平洋構想を初めて提唱したのを踏まえ、茂木氏は同国のシンポジウムで、重要物資確保を盛り込んだ新構想を演説する。

 ザンビア(銅、コバルト)、アンゴラ(原油、レアアース)、南ア(プラチナ、マンガン)の3カ国では、日本への調達を含む資源外交を展開する。戦略的な開発支援や経済協力、2国間関係強化なども打ち出す。【田所柳子】

毎日新聞

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