政府、部活移動の安全対策を議論へ会議設置 磐越道バス事故受け

2026/05/19 11:06 

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 金子恭之国土交通相は19日の閣議後記者会見で、部活動など学校教育の移動時の安全対策を議論する連絡会議を文部科学省との間で設置し、21日に初会合を開くと発表した。

 福島県郡山市の磐越自動車道で高校生が死亡したマイクロバス事故を受けた措置で、6月末をめどに対策を取りまとめる。公共交通機関が利用できない場合の対策も検討するという。

 金子氏は「有識者から意見を聞く機会も設けながら議論を重ねる。児童・生徒の安全確保のため、学校関係者とバス事業者などが留意、順守すべき点を検討・整理する」と述べた。

 事故では、バスの手配を巡り、学校と事業者の意見が食い違っており、国交省は事実関係を調べている。

 「白ナンバー」の自家用車が有償で人を運ぶ行為は道路運送法で禁じられている。事故を起こしたマイクロバスは、白ナンバーのレンタカーだった。

 「白バス」行為に該当するかについては「警察とも連携をして事実関係の把握に努めている。その結果を踏まえて適切に判断する」とした。

 また、金子氏は会見で中東情勢の悪化を受け、地方自治体が発注した一部の公共工事が中断していることを明らかにした。石油関連製品の調達が困難な状態という。

 鹿児島県は、県営住宅など6件の改修工事で塗料やシンナーなどを調達できず、中断していると明らかにしていた。

 国交省は都道府県と政令市を対象に同様の事例がないか調査し、対策を講じる方針。【中島昭浩】

毎日新聞

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