関文科相、科研費など大幅拡充の意向 「硤合さんに続く成果を」

2026/10/09 13:59 

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 今年のノーベル化学賞に東京理科大名誉教授の硤合(そあい)憲三さんが決まったことを受け、関芳弘文部科学相は9日の閣議後記者会見で「基礎研究の多様性と厚みを生み出していくための政策を引き続き推進する」と述べ、科研費(科学研究費助成事業)などの大幅拡充を図りたい意向を示した。

 関氏は受賞が決まった直後の7日夜、硤合さんと電話で話した際に「科研費をはじめとするさまざまな支援が今回の成果につながった」と聞いたとして、「硤合名誉教授に続くような優れた研究成果の創出のため、科研費や国立大学法人運営費交付金の大幅な補充など基礎研究の多様性と厚みを生み出すための政策を推進する」と意気込んだ。私学助成の充実も図るとした。

 研究者が短期で成果を出すことが求められていると指摘される中、基礎研究の意義について問われた関氏は「新たな科学的知見や概念を生み出す基盤となる」と説明。「その成果が将来的な応用研究、イノベーション創出の土台となるもので、長期的な視点で極めて重要な意義がある」と話した。【竹内麻子】

毎日新聞

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