「なりすまし簡単」SNSで投稿 衆院選で2回投票疑い、47歳逮捕

2026/03/09 18:14 

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 2月8日に投開票された衆院選で2回投票したとして、警視庁捜査2課は9日、東京都千代田区神田須田町2の会社員、小山智行(のりゆき)容疑者(47)を公職選挙法違反(詐偽投票)容疑で逮捕した。小山容疑者は選挙中、SNSに「何回も投票に行こう」「なりすましが簡単」と、不正投票をあおるような投稿を繰り返していたという。

 警視庁によると、小山容疑者は2月7日朝に期日前投票所になっていた区民館で、自分の名前や住所を書いた宣誓書を提出して投票。その30分後に今度は区役所の期日前投票所を訪れた。係員から投票済みと指摘されたが、「まだしていない」と繰り返し主張したという。

 区役所での投票分は、封筒に入れて封印し開票時に判断する「仮投票」として扱った。区選管によると、仮投票分は開票時に不受理になり、開票結果には反映されなかった。

 逮捕容疑は2月7日、一度投票したのに、同じ日に別の投票所で再び投票したとしている。「1回目の投票は覚えておらず、2回目が初めてと思っていた」と供述している。

 小山容疑者は選挙期間中、SNSに「バンバン投票しよう」とも投稿し、投票時に入場券や身分証の提示が義務づけられていないことを問題視する発信をしていたという。【長屋美乃里】

毎日新聞

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