救急隊の出動指令忘れ、1時間搬送遅れる 症状悪化はなし 福岡

2026/05/07 17:33 

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 福岡市消防局災害救急指令センターは7日、通報を受けた指令員が救急隊の出動指令を出し忘れ、救急搬送が約1時間遅れる事案があったと発表した。指令の遅れによる搬送者の症状の悪化はなかったという。

 同局によると、6日午前9時57分、80代の女性が足の痛みを訴え、関係者が119番した。対応した30代の男性指令員は、救急隊の出動が必要と認識していたが、救急指令を出すボタンを押し忘れ、救急隊は出動しなかった。午前10時49分に関係者から再通報があり、救急隊が出動していないことが判明。通報から1時間4分後に救急隊が現場に到着し、病院に搬送した。

 指令員は「別の作業に気を取られた」と説明しているという。原則として他の職員とダブルチェックをするが、当時は通報が集中し、確認が徹底されていなかった。

 同局は訓練の実施などによって再発防止に努めるとし、「ご迷惑をおかけし深くおわび申し上げる」とコメントした。【井土映美】

毎日新聞

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