オランダ訪問中の天皇陛下 「ヘット・ロー宮殿博物館」を見学

2026/06/16 09:13 

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 オランダ訪問中の天皇、皇后両陛下は国賓としての公式行事が始まるまで、アペルドールンにある王室の離宮「ヘット・アウデ・ロー城」に滞在されている。プライベートな環境でゆったりと過ごしてほしいという王室の配慮という。天皇陛下は15日午後(日本時間15日夜)、近くの「ヘット・ロー宮殿博物館」を見学した。

 首都アムステルダムから約90キロ離れたアペルドールンは、両陛下が皇太子ご夫妻時代の2006年、4歳だった長女愛子さまを伴って静養した街。皇后雅子さまの適応障害が公表されてから2年後で、ベアトリックス女王(当時)の招待を受けたご一家は、自然に囲まれた離宮で家族水入らずの時間を過ごした。

 今回の訪問で両陛下は、13日夜(日本時間14日未明)に離宮に到着。翌日以降は黒鳥がいる景色や、幼かった愛子さまと遊んだ思い出などを懐かしみながら散策した。

 14日はウィレムアレクサンダー国王夫妻が合流し、そろってサッカー・ワールドカップの日本対オランダ戦をテレビ観戦した。

 宮内庁によると、15日に宮殿博物館を見学した陛下は、宮廷画家の描いた絵のほか、かつて王室が集めた東洋の陶磁器、宮殿の歴史などについて説明を受けた。

 06年の静養時について、陛下はオランダ出発前の記者会見で「(愛子さまも)堀の黒鳥にえさをやったことなどを今でも鮮明に覚えている」と思い出を語った。

 いずれも当時は皇太子だった国王一家や、隣国ベルギーのフィリップ国王一家が集まり、愛子さまと同世代の王女たちも含めて楽しいひとときだったという。

 公式行事は17日から始まる。両陛下は戦没者記念碑への供花や国王夫妻主催の晩さん会などに臨む。【アムステルダム山田奈緒】

毎日新聞

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