<football life>イラン代表の愛称「ミナブ168」とは? サッカーW杯

2026/06/16 08:01 

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 サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に出場しているイラン代表に、「ミナブ168」という愛称が付けられている。

 ミナブはイラン南部の都市名を指す。米国とイスラエルがイランへの攻撃を始めた2月28日、ミナブの小学校が攻撃を受け、子どもたちが当初、168人亡くなったとされた。

 AP通信によると、「168」は犠牲者を象徴する数字として、今大会に臨むイラン代表の選手はメキシコにあるベースキャンプ地に入る際、「#168」のとかたどったデザインのバッジを身につけた。

 イランのサッカー選手は、政治の波にさらされている。

 オーストラリアで3月に行われた女子アジア・カップでは、イランの選手たち数人が試合前の国歌を歌わなかった。帰国すれば反体制派とみなされる懸念から、オーストラリアに亡命を求め、一部が帰国せずにとどまった。

 今大会、米国内で1次リーグ3試合を行うイランの選手らに対し、ビザが開幕直前まで発給されないこともあった。

 世界のプロサッカー選手の労働組合として活動する国際プロサッカー選手会(FIFPRO)。アジア・オセアニア事務総長を務める辻翔子さん(37)は「選手にとってW杯は一番大切な大会。最大限のパフォーマンスを発揮するために、サッカーに集中できる環境を整えてほしい」と訴える。

 日本―オランダの試合が行われている時間帯に、イランと米国の「和平合意」が発表されるなど、情勢は刻々と変化し続けている。

 イランは15日(日本時間16日)、ロサンゼルスで1次リーグ初戦のニュージーランド戦に臨む。【川村咲平】

毎日新聞

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