栗山英樹さん「ニヤッと笑って…」 講演で大谷選手の逸話披露

2026/08/09 09:15 

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 2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督として世界一に輝いた栗山英樹さん(65)が5日、盛岡市のキオクシアアイーナで講演した。県政150周年などを記念した講演会で、栗山さんは「結果を恐れず、挑戦することが大切」などと訴えた。

 会場には、県政150周年記念事業の次世代人材育成プログラムで米国に派遣される県内の高校生ら約400人が参加。栗山さんは、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの監督時代に獲得、指導した、奥州市出身の米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手との逸話などを披露した。

 日ハム時代に「一番記憶に残っている」こととして、二刀流に挑戦していた大谷選手を、“異例”の「1番・投手」で起用したことを挙げた。

 「試合前日、翔平にこの起用を伝えると、彼はニヤッと笑って監督室を出た」と明かした。「こんな常識外れの起用を他の若い選手に伝えたら、『できないですよ』と嫌がるはず」としたが、当時の大谷選手は「できない」と言わなかったという。「彼はやるか、やらないかしか考えなかった。その試合で先頭打者本塁打を放って、試合に勝った」と振り返った。

 栗山さんは「若い人は『できない』と思った途端、成長が止まる。自分で考えてやり切ることが大切。ここにいる若い皆さんも自分の感性を大切に、挑戦し続けてほしい」と呼び掛けた。【佐藤岳幸】

毎日新聞

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