ノーベル物理学賞、アイスキューブ率いる研究者に 千葉大も参加

2026/10/06 19:35 

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 スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2026年のノーベル物理学賞を米ウィスコンシン大マディソン校のフランシス・ハルツェン教授(82)に授与すると発表した。授賞理由は「アイスキューブ中性子観測所への決定的な貢献と宇宙起源の高エネルギーニュートリノの発見に対して」。

 アイスキューブは日本を含む十数カ国の国際研究チームが南極点付近で運営する素粒子観測施設。05年に建設が始まり、11年に本格稼働すると、12年に高エネルギーニュートリノの観測に世界で初めて成功した。17年には各国の天文台との連携網を確立し、発生源の天体も突き止めた。日本からは千葉大の研究者らが参加している。

 ニュートリノは、あらゆる物質をすり抜けるため観測が難しく、「幽霊粒子」とも呼ばれる。電気を帯びておらず、物質とぶつかっても痕跡を残さないこの物質をとらえるため、南極の厚さ1キロ以上の氷の下に高感度の検出器を多数設置している。

 ハルゼン氏はこのプロジェクトを率いた。賞金1200万スウェーデンクローナ(約1億9000万円)が贈られる。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。

毎日新聞

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