裁判長「短絡的な犯行」 立花孝志元議員襲撃被告に実刑判決

2026/10/09 19:07 

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 東京・霞が関の路上で元参院議員の立花孝志被告(59)=名誉毀損(きそん)罪で起訴=をナタで切りつけたとして、殺人未遂罪などに問われた宮西詩音被告(32)の裁判員裁判で、東京地裁は9日、懲役9年(求刑・懲役12年)の実刑判決を言い渡した。江口和伸裁判長は、立花元議員の言動で元兵庫県議が自殺したと思い込んだことが動機と認定し「短絡的な犯行」と非難した。

 判決によると、宮西被告は2025年3月14日、東京都千代田区の路上で刃渡り約15・8センチのナタで政治団体「NHKから国民を守る党」の党首だった立花元議員を切りつけて殺害しようとした。元議員は頭に全治3週間のけがをした。

 判決は、殺傷能力の高いナタをちゅうちょなく振り下ろしたとし「死亡させる危険性が高かった」とした。弁護側は宮西被告が社会的に孤立していた点などを考慮するよう求めたが、襲撃する意思決定に影響したとは認められないと判断した。

 立花元議員は兵庫県知事のパワハラ疑惑などを追及していた元県議を中傷したとする容疑で25年11月に逮捕・起訴され、勾留が続いているが、被害者参加制度を利用して公判の全日程に参加した。【菅健吾】

毎日新聞

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