社会人野球の第５５回ＪＡＢＡ東北大会・仙台ターミナルビルは１２日、仙台市民球場などでリーグ戦６試合が行われた。

　Ｂ組のヤマハは日本製鉄室蘭シャークスに３―２でサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた。ＳＵＢＡＲＵは日本製紙石巻に５―２で逆転勝ちした。

　Ｃ組の七十七銀行は伏木海陸運送を５―２で破り、４強入り。日本新薬はＮＴＴ東日本に４―３で競り勝った。

　Ｄ組は大阪ガスの小松章浩がオールフロンティアを完封し、７―０でコールド勝ち。バイタルネットはＪＲ東日本東北に５―１で勝利した。

　１３日はリーグ最終戦の６試合を行う。

　◇大阪ガス・小松章浩投手

　＜８回被安打７で完封勝利＞

　自分は先発することは多くないのですが、前日の夜に監督から「頼んだぞ」と言われました。公式戦でのチャンスを大事にしたいと思っていたので、うれしいです。これまで社会人の試合では練習試合を含めても５回以上投げたことはないと思うので、今日が最長です。

　＜東北福祉大時代に過ごした宮城での登板＞

　仙台市民球場は、大学時代に登板経験もあるのでうれしかったです。投げやすい良いイメージを持って試合に入れたことも結果につながったのかなと思います。