日大三・三木監督「何となく、打ってくれるかなと」 夏の甲子園

2025/08/11 21:31 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 全国高校野球選手権大会は第6日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、日大三(西東京)が豊橋中央(愛知)に3―2で競り勝ち、2年ぶりの3回戦進出を決めた。 

 日大三の三木有造監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇小倉前監督は「心配なんじゃ…」

 (相手先発の)高橋大喜地投手の球がコースに決まっていた。何とかつないでいきたかった。

 <近藤優樹投手が完投>

 点数を取られてもいいから思い切り腕を振っていこうと。(勝ち越しソロの田中諒選手に)自分のスイングをしてきなさいと常々言っている。ナイスバッティングでした。

 (小倉全由前監督が選手たちに)「甲子園は緊張するところだから、緊張を楽しめ」と言ってくれました。ごくごく当たり前のことなんだけど、そういうふうに言ってもらえて、選手はありがたいと思います。

 <退任後も気にかけてくれている>

 心配なんじゃないですか(笑い)。ずっと長いこと、(チームの)土台を作ってくれて、自分たちはその基礎を続けていくだけなので。声をかけてくれるというのはもう、すごいうれしいです。

 <田中選手の技術的に優れているところは>

 (バットの)ヘッドスピードは速いですよ。すごい(打球)音がします。

 下半身がやっぱりしっかりしている。バットを振った時に下半身が動かないで、安定している。

 1球目、2球目から、自分で狙っていくので。それで、追い込まれると四球を選ぶんですよ。1球目、2球目で勝負が決まっちゃうんですよ。

 (精神的な成長もあり)自分の「打った、打たない」を考えなくなりましたね。チームのために何ができるんだって(いうことを考えるようになった)。

 (八回のソロ本塁打は)何となく、あそこで打ってくれるかな、というのは思っていました。前の(五回2死二塁から前の打者が申告敬遠され、二飛に終わった)打席の悔しさは絶対にあったと思うので。

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>