野球のＵ１８（１８歳以下）ワールドカップ（Ｗ杯）に出場する高校日本代表は２日、壮行試合として沖縄県高校選抜と対戦する。

　試合会場の沖縄セルラースタジアム那覇付近は午後から雷雨に見舞われた。観戦予定だった、今夏の甲子園で優勝した沖縄尚学の選手たちが早めに来場し、グラウンド整備に取り組んだ。試合開始時間は予定より３０分遅らせ、午後６時半となる。

　スタジアムのある那覇市内では午後から夕方にかけ、雷雨が発生した。開門した午後４時ごろに雨は弱まったが、グラウンドは水浸しに。開催が危ぶまれる中、授業を終えた沖縄尚学の選手らが球場入りし、球場関係者らとグラウンド整備を担当した。県民が待ち望む一戦の開催にこぎつけるべく「神整備」でサポートした。【長宗拓弥】