巨人・大城が現状維持1.6億円で契約更改 「来季は死に物狂いで」

2025/11/27 18:03 

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 プロ野球・巨人の大城卓三捕手が27日、契約更改交渉に臨み、現状維持となる年俸1億6000万円でサインした(金額は推定)。大城選手は昨季に複数年契約を結んでいる。

 今季はFAで甲斐拓也捕手が加入するなどして出場機会が限られ、自己最少となる56試合で打率1割8分7厘、3本塁打に終わった。記者会見で「悔しいシーズン。気持ち新たに、死に物狂いの気持ちでやっていきたい」と来季に向け巻き返しを誓った。

 大城捕手の記者会見での主なコメントは次の通り。【牧野大輔】

 <今季の成績を振り返って>

 ふがいないというか、情けないというか……。悔しいシーズンになりました。チームにも貢献できず、本当にふがいない1年だったなと思います。

 <2軍調整もあるなど打撃面で苦しんだ要因は>

 そうですね。自分の技術不足というか、そういった部分がすべてにおいてまだまだ足りなかったな、というふうに思っています。

 <出場試合数が自己最少だった>

 今年に関しては準備、途中から(試合に)出るのが難しいっていうのが改めて分かりました。(坂本)勇人と長野(久義)さんとかも途中からの機会もあった中で、改めて準備というのは大切なんだなと思いました。

 <甲斐捕手の加入や岸田行倫捕手の台頭もあり、捕手争いが激しい>

 今年だけではなく、やっぱりプロ野球の世界は毎年が勝負の世界ですので、そこは自分の中でも良い選手はいっぱいいますけど、毎年勝負という思いでやってます。

 <チームはリーグ優勝、日本一も逃す悔しいシーズンとなった>

 優勝した阪神と結構ゲーム差も離されましたし、やっぱり去年と比べて阪神との対戦成績が今年の方が負け越していた。対阪神というところで大きな差があったと思います。

 <不動の4番だった岡本和真選手が米大リーグ挑戦を目指す中で一塁手の選択肢もあるが、捕手一本で勝負するのか>

 そこらへんはまだ、分からないですけど、本当に(岡本選手が)抜けた穴というのはみんなにチャンスがあると思うので、自分も頑張りたいなと思います。

 <来季に向けての課題と目標は>

 もちろんリーグ優勝、日本一を目指して、自分としても気持ち新たに、死に物狂いの気持ちで開幕スタメンから出られるようにやっていきたいです。

毎日新聞

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