31日センバツ決勝 智弁学園vs大阪桐蔭 頂点目指し最終調整
第98回選抜高校野球大会は31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝があり、智弁学園(奈良)と大阪桐蔭が対戦する。智弁学園は10年ぶり2回目、大阪桐蔭は4年ぶり、東邦(愛知)と並んで最多になる5回目の優勝を目指す。
智弁学園は準々決勝の花咲徳栄(埼玉)との試合で最大8点差を逆転するなど粘り強さを見せてきた。
エース・杉本真滉(まひろ)投手(3年)はここまで全4試合に登板、うち3試合を完投して計29奪三振の力投を見せている。30日はキャッチボールで軽めの調整をこなし、「ここまで自分の投球をうまく出せている。決勝だからといって何かを変えることはせず、いつも通りの野球を見せたい」と意気込んだ。
小坂将商監督は1番・角谷哲人主将(3年)を決勝の「キーマン」に挙げる。角谷主将は「強気にストライクを全部振っていく」と意気込み、「1イニングずつ全力でプレーし必ず優勝する」と誓う。
10年ぶりの決勝進出に、地元も盛り上がっている。学校がある奈良県五條市ではパブリックビューイングが開かれる予定で、平岡清司・五條市長は球場で応援する予定だ。
大阪桐蔭は昨年は春夏ともに甲子園出場を逃した。その悔しさをバネに、今大会は持ち前の粘り強さを発揮し、2回戦以降は1点差の接戦を制してきた。
投手陣はエース右腕、吉岡貫介投手(3年)が準決勝で7回1失点と好投。192センチの左腕・川本晴大(はると)投手(2年)も1回戦で14奪三振で完封している。打撃では4番で指名打者の谷渕瑛仁(えいと)選手(3年)が準々決勝で本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた。
大阪桐蔭は春夏通算9回の決勝で全て勝利している。30日午前、練習を終えた黒川虎雅(たいが)主将は「とにかく勝ちたい。良い準備をして強い気持ちで戦いたい」と闘志を燃やした。
決勝には生徒や保護者、卒業生ら約1800人の大応援団が駆けつける。野球部と同じく全国レベルの吹奏楽部は約50曲を用意し、10回目の全国制覇を目指す選手を後押しする。【喜多瑞輝、根本佳奈】
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