「怪力」佐藤輝明のアーチ 阪神・藤川監督通算100勝導く

2026/04/26 20:55 

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 ◇○阪神1―0広島●(26日・甲子園)

 打球が舞う滞空時間の長さが、怪力ぶりを物語っていた。藤川球児監督の通算100勝とリーグ首位返り咲きを導いたのは阪神の主砲・佐藤輝明のアーチで生まれた虎の子の1点だった。

 0―0の四回。先頭で広島の先発・栗林良吏と相対した佐藤は、2球目の高めの直球を強振した。

 打球は高々と右翼方向に上がった。普段なら右翼から左翼方向に吹く甲子園名物の「浜風」で高い飛球は押し戻されかねない。ところが、この日は逆方向の風が吹いていた。大飛球ならばそれだけ追い風の恩恵を受ける。歓声が徐々に大きくなる中、打球は右翼スタンドギリギリに届き、第6号のソロとなった。

 キャリアハイの40本塁打を放ち、リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた昨季と変わらず、その存在感、破壊力は揺るぎない。不動の4番は「良い風が吹いてくれた」と謙遜しつつも「毎日、良い準備ができている」と頼もしい。

 藤川監督が勝ち取ってきた100個の白星の多くで、多大なる貢献をしてきた佐藤。「常に見てくれて、引っ張ってくれている。また(勝利を)積み重ねていきたい」と指揮官に感謝した。【吉川雄飛】

毎日新聞

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