「これが僕のW杯」 吉田麻也、サッカー人生を懸けた1週間
約3年半ぶりの日の丸は「1試合限定」。31日のアイスランド戦のために、サッカー日本代表に復帰したDF吉田麻也選手(37)=ロサンゼルス・ギャラクシー=は、国内合宿を含めたこの1週間に、競技人生を懸ける覚悟で臨んでいる。
◇勝つ確率、1ミリでも上げる
「これが僕にとってのワールドカップ(W杯)だ」
吉田選手がかみ締めるように語った。間もなく開幕する北中米W杯のピッチに立つことは、ない。それでも吉田選手は持ち前のリーダーシップを生かして、自らの役割を全うしようと務める。
W杯の日本代表メンバー26人が発表された数日後、森保一監督から電話があった。
「チームに麻也の経験を伝えてほしい」
一部のW杯メンバーは直前まで所属チームの試合があり、代表への合流が遅れることなどから、アイスランド戦までの追加招集選手として白羽の矢が立った。
真っ先に浮かんだ感情は「迷い」だった。
「W杯の準備の邪魔になるんじゃないか」
W杯とオリンピックにそれぞれ3大会ずつ出場。国際大会の経験豊富さは日本選手の中でも指折りだ。前回の22年W杯カタール大会では主将を務めた。だが世代交代が進む中、同大会を最後に代表から遠ざかっていた。
自身も今年に入り、北中米大会出場を目指す意思表明をしていたが、そこに届かなかった立場でもある。
一晩考えた末、結論を出した。
「今までずっと日本を強くしたい思いでプレーしてきた。自分にできることはまだあるんじゃないか」
23年夏に米プロリーグMLSのクラブに移籍し、W杯開催地の環境に精通する。今回のW杯で採用される遅延行為を防ぐ新ルールには、MLSで既に導入されているものもある。選手だけでなく、コーチ陣もその経験を大いに頼りにしていた。
「W杯で勝つ可能性を1ミリでも1%でも上げられるように、自分の持っているものを一つでも多くチームに伝えていきたい」
日本代表への献身は、練習姿勢にも表れていた。終始キレのある動きを見せて、全体練習後には黙々とダッシュを繰り返した。報道陣からコンディションの良さを指摘されると、「ここで良くないと来た意味がないでしょう」と笑った。
代表合流初日には、こんな覚悟を口にしていた。
「明日けがをして、引退してもいいという気持ちで来ている」
限られた時間でも、吉田選手の日の丸を背負う心構えと姿勢が、W杯メンバーにもたらしたものは計り知れない。【高野裕士】
-
「脳みそちぎれるくらい考えてない」 大阪桐蔭監督ら7回制に声
日本高校野球連盟は30日、導入を検討中の7イニング制についての意見交換会を大阪市内で開き、現場の指導者や有識者ら6人が参加した。 監督として歴代最多の甲子園…スポーツ 14時間前 毎日新聞
-
「私が生きてきた証しの全て」 大八木淳史さん、山口さん訃報に
全国高校ラグビー大会で優勝4度を誇る京都市立伏見工業(現京都工学院)高校ラグビー部元監督で、テレビドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルにもなった山口良治(やま…スポーツ 17時間前 毎日新聞
-
ファンタジー・オン・アイス始まる 友野、青木がコラボで魅了
フィギュアスケートの選手とアーティストが共演するアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が30日、千葉・幕張メッセで開幕した。女子で世界選手権を4度制し今季…スポーツ 18時間前 毎日新聞
-
阪神・高橋遥人、自己最多6勝目 抜群の制球力で8回無失点
◇○阪神1―0ロッテ●(29日・ZOZOマリンスタジアム) 阪神先発の高橋遥人がロッテ打線を寄せ付けなかった。前戦まで4完封を含む5勝の左腕が実力を発揮し、…スポーツ 2026年5月29日 毎日新聞
-
打球速度180キロの特大アーチ ソフトバンク・正木「完璧」
◇ソフトバンク―広島(29日・みずほペイ) 今、ソフトバンクで最も乗っている選手は、正木智也だろう。15日に今季1軍初昇格すると、1番打者に定着して継続的に…スポーツ 2026年5月29日 毎日新聞













