打球速度180キロの特大アーチ ソフトバンク・正木「完璧」

2026/05/29 21:31 

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 ◇ソフトバンク―広島(29日・みずほペイ)

 今、ソフトバンクで最も乗っている選手は、正木智也だろう。15日に今季1軍初昇格すると、1番打者に定着して継続的に快音を響かせ、高打率をキープ。この日も特大の一発を放つなど、その勢いは止まる気配がない。

 歓声よりもどよめきがドームを包む「圧巻」のアーチだった。1点リードの三回。先頭打者としてこの日の第2打席に入ると、4球目、真ん中付近の直球を逃さなかった。

 打球速度は180キロ。ぐんぐん伸びた打球はバックスクリーン左に飛び込む3号ソロとなり「完璧に捉えることができた」とうなずいた。

 スラッガーとしての潜在能力は高いがプロ入り後、4年間はけがとの闘いが続いた。昨季もわずか17試合の出場にとどまり、今季もオープン戦で「良い感覚をつかんでいた」というが、終盤で右足を負傷した。

 だが「打撃について考える時間が多くなった」と、想定外のリハビリ期間が転機になった。オープン戦でつかんだ感覚を忘れないように、2軍ではひたすらマシンに向かった。

 1試合の打席数が最も多くなる1番打者は、期待とともに負担も大きい。それでも正木は「試合に出られるのが楽しい」。長打と確実性を兼ね備えた「恐怖のリードオフマン」の本格開花の時は近そうだ。【牧野大輔】

毎日新聞

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