自慢の「堅守」復活は? 電撃監督交代のチュニジア戦見どころ
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、1次リーグF組の日本は20日(日本時間21日)、第2戦でチュニジアと対戦する。「カルタゴのワシ」の異名を取るアフリカの実力国に、日本はどう立ち向かうか。
驚きのニュースが駆け巡った。チュニジアは今大会の初戦でスウェーデンに1―5で大敗すると、直後にサブリ・ラムシ監督が電撃解任された。
後任は、これまでモロッコやサウジアラビアなどで監督を務め、W杯でも指揮した経験のあるエルベ・ルナール監督。短期間でどうチームを立て直すか注目される。
日本とチュニジアの対戦成績は日本の通算5勝1敗。日本がW杯で初めて16強入りした2002年日韓大会では1次リーグで対戦し、森島寛晃さんと中田英寿さんのゴールで2―0で撃破した。
直近では23年10月の国際親善試合で日本が2―0で勝利した。
ただ、チュニジアは今回が3大会連続、通算7回目のW杯出場と安定して力を発揮している。
前回22年カタール大会では、既に1次リーグ突破を決めていたとはいえ、優勝候補の一角だったフランス代表を撃破し、初の決勝トーナメント進出まであと一歩に迫った。
最新の世界ランキングは日本の17位に対し、チュニジアは55位。「堅守」が最大の強みで、アフリカ予選では全10試合を無失点で通過した実績がある。
中心選手は、イングランドのバーンリーでプレーするハンニバル・メジブリ選手。「10番」を付ける23歳は、攻守のつなぎ役になりながら、決定的なパスを供給する視野の広さがあり、日本にとって脅威になりそうだ。
勝てば決勝トーナメント進出へ大きく弾みが付く日本は、コンパクトな守備ブロックを敷く可能性がある相手に対し、堂安律選手(アイントラハト・フランクフルト)やオランダ戦でゴールを決めて波に乗る中村敬斗選手(スタッド・ランス)らが、サイドから揺さぶりたい。
負ければ1次リーグ敗退の可能性が高まるチュニジアにとっても落とせない一戦になる。【川村咲平】
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