中村敬斗が注意受けたソックス、何がダメだった? サッカーW杯
サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、日本の中村敬斗選手(スタッド・ランス)が試合中に主審からソックスの履き方について注意を受け、一時ピッチ外に出される場面があった。ルールはどのようになっているのか。
米ダラス競技場で25日(日本時間26日)にあった1次リーグF組の第3戦、スウェーデン戦。後半に日本が先制した直後、中村選手はエルサルバドルの主審から注意を受けた。
中村選手は脚をつりやすい体質のため、普段からソックスをすねの辺りまで下げてプレーしている。この時は数分間、ピッチ外で対応した後に戻った。その直後に日本は失点し、試合は引き分けている。
国際サッカー評議会(IFAB)が定める競技規則の第4条は、競技者が身につけなければならない基本的な用具の一つにソックスを位置づけ、「すね当てはソックスで覆われていなければならない」としている。
すね当てについては「競技者は、すね当ての大きさと適切さに責任を負う」と記載しているが、具体的な大きさについて言及はない。ソックスについても長さなどの規定はなく、「ふくらはぎを覆わなければならない」などとも書かれていない。
一方、競技規則では「競技者は試合開始前に、交代要員は競技のフィールドに入る前に、検査されなければならない」とある。
競技者が、認められていない危険な用具などを身につけるなどした場合、主審は、認められていないものを外すことなどを命じるよう定めている。
中村選手は第1戦、第2戦でもソックスを下げてプレーしていたが、主審から注意はなく、第3戦の試合前も特に指摘を受けなかったという。
圧迫を弱めるため、ソックスを切って穴を開けることもしている。
試合後は「確認しなければいけないし、2、3分は(試合から)抜けてしまっていたのでチームに迷惑をかけてしまって申し訳ない」とした上で、「3年以上あれ(ソックスを下げて)でやっているので、いきなり言われて戸惑ったし、困惑した」と話した。
日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「試合前に何も指摘されなかったものが試合中に指摘され、試合中に(ピッチから)外れろというのは我々にとって不利だと思う。どういうアクションを起こせるかはあれですけど(分からないが)、再確認したい」と説明した。【江連能弘】
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