「早速炊く」 備蓄米販売に列、午前4時から並ぶ人も 千葉

2025/06/02 10:21 

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 2日も政府備蓄米が販売され、千葉市美浜区の百貨店「イオンスタイル幕張新都心」では午前8時の開店までに平日ながら約350人が列を作った。

 同店によると、この日は随意契約で調達された5キロ1980円(税別)の備蓄米2700袋を用意。開店後、食品売り場にずらりと積まれた米袋を従業員らが一つずつ客に手渡していた。

 最前列で備蓄米を手に入れた千葉市の深澤由紀子さん(52)は午前4時から並んだ。「今日、早速炊いてみたいです。近ごろはお米が高く他の主食にすることも多かった。子どもに安心してたくさん食べさせたい」と喜んだ。

 イオンリテールの古澤康之社長は「今はとにかく米の価格が上がりすぎているという状態。そのムーブを落ち着かせ、お客様に安定供給したい」と話した。【滝川大貴】

毎日新聞

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