<1分で解説>主要中銀がFRB・パウエル議長支持も 日銀は連帯せず

2026/01/15 16:55 

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 欧州中央銀行(ECB)などの主要中央銀行総裁らが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長への連帯を表明する共同声明を発表する一方、日銀の植田和男総裁は署名しませんでした。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「日銀総裁が共同声明に署名せず」を解説します。

Q 日銀総裁が署名しなかった共同声明ってどんなものなの?

A 欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(BOE)などの中央銀行総裁たちが、FRBのパウエル議長への連帯を表明するために出した声明です。

Q なぜパウエル議長への連帯が必要だったの?

A 米国のトランプ政権がパウエル氏に利下げを強く求めていて、米司法当局がパウエル氏を捜査する動きもあり、「脅迫」(パウエル氏)と受け止められる状況だったからです。

Q 日銀の植田総裁はどうして署名しなかったのかな?

A トランプ大統領を刺激して日本政府や日銀に怒りが向くのを避けるためとみられています。

Q 日銀の中ではどんな意見があったの?

A 日銀幹部からは「トランプ大統領の行動は中銀の独立性を脅かす。日銀総裁は問題視すべきだ」という声も出ていたようです。

Q 署名しなかったことについて日銀は何かコメントしたの?

A 日銀の広報担当者は、「他国の中央銀行などへの対応についてはコメントをすることは差し控える」と述べ、詳しい理由は明かしませんでした。

毎日新聞

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