三菱電機は過去最高7%賃上げ 春闘・集中回答日、満額回答相次ぐ

2026/03/18 11:25 

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 2026年の春季労使交渉(春闘)は18日、集中回答日を迎えた。物価上昇を上回る賃上げを実現しようと、労働組合の要求に対し企業の満額回答が相次いでいる。

 三菱電機は基本給を底上げするベースアップ(ベア)相当分で、労組要求の月額1万8000円に満額回答した。査定昇給と合わせ平均7%の賃上げで、現在の交渉方式を採用した08年以降で過去最高となる。

 電機業界は主要各社が要求額や交渉日程で足並みをそろえる「統一交渉」が通例だが、今年は集中回答日の前に回答する異例の動きも起きた。NECは13日に労組に満額回答の方針を示しており、1万8000円のベアを実施する方針。

 連合は26年の春闘で全体の要求水準を5%以上、中小企業を6%以上とする方針を掲げている。24年と25年は平均5%以上の賃上げを実現している。

 厚生労働省が発表した1月の毎月勤労統計調査(速報)では、物価変動の影響を考慮した実質賃金が前年同月比1・4%増で13カ月ぶりにプラスとなった。しかし、イラン情勢の緊迫化で原油価格が上昇し、更なる物価上昇が懸念されている。【成澤隼人、加藤美穂子】

毎日新聞

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