6月の日銀決定会合、植田氏欠席なぜ? 7月は「体調回復」強調

2026/07/31 19:41 

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 30、31日に開かれた金融政策決定会合に、2会合ぶりに姿を現した日銀の植田和男総裁。前回6月の会合は、肝囊胞(のうほう)感染症の治療のため入院中で、総裁欠席という異例の状況下で利上げが決まったが、31日の会合後の記者会見では「ご心配をおかけしましたが、回復して通常通りの公務を行っております」と強調した。

 日銀によると総裁が欠席するのは2010年5月臨時会合での白川方明氏以来。通常会合の欠席は1998年に新日銀法が施行されて以来初めてだ。

 一方で、25年11月から今年5月末まで白血病治療のため入院していた内田真一副総裁は入院中も病室や日銀本店の別室から電話で参加し、政策を決める投票にも加わっていた。

 これに対し、植田氏は意見書を提出したのみで投票には参加しなかった。会見で理由を問われた植田氏は、投票に関するルールはないとした上で「実質的に議論に参加したことが(投票の)条件になる。ほぼ全体の時間、議論にオンラインでも2日間参加して投票することが必要だ」との認識を示し、「体調や治療の都合でそこはなかなか難しかった」と説明した。

 植田氏は10日間の入院を経て6月下旬から公務に復帰。この日の会見は約1時間に及んだが、よどみのない受け答えをした。【高田奈実】

毎日新聞

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