ふるさと納税、6年連続過去最多 寄付先トップは変わらず北海道

2026/07/31 17:10 

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 総務省は31日、ふるさと納税制度による2025年度の寄付総額を発表した。寄付総額は前年度比約586億円増の約1兆3314億円で、6年連続で過去最高を更新。制度を利用して住民税の控除を受けた人は前年度比約70万人増の約1151万人で、11年連続で過去最多を更新した。

 自治体別の寄付受け入れ額は、1位が大阪府泉佐野市で約230億円。2位は北海道白糠町で約223億円、3位は宮崎県都城市で約216億円、4位は北海道別海町で約211億円、5位は名古屋市で約174億円だった。

 都道府県別では、北海道が約1887億円でトップを維持。宮崎県が約624億円、福岡県が約602億円と続いた。

 寄付した人は居住地の住民税が軽減される。ふるさと納税の影響で最も税収が減るのは横浜市で減収額は約373億円。2位は名古屋市で約215億円、3位は大阪市で約207億円。減収額の上位20自治体に、東京都からは5位の世田谷区など八つの自治体が入り、東京の減収ぶりが目立った。

 寄付額のうち、自治体が返礼品の調達や事務に支払った費用は6382億円で48%だった。また、寄付総額の97%が広報などを担うポータルサイトを経由しており、手数料など自治体がサイト側に支払った金額は2433億円。ポータルサイト経由の寄付総額の19%を占めた。

 ふるさと納税を巡っては、返礼品などで自治体が負担する経費が高額となっていたり、高所得者が多い都心部の自治体で多額の税収が地方などに流出していたりすることが課題として指摘されており、制度が変わる。29年度までに自治体側が返礼品の調達などに支払う経費を現状の5割から4割未満にするほか、27年寄付分から年収1億円以上の高額所得者の控除額に193万円の上限を設ける。【猪森万里夏】

毎日新聞

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