ウクライナの少女が義足で新体操披露 都内で高校生らと交流

2026/07/31 17:53 

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 ロシア軍の砲撃で片足を失ったウクライナのオレクサンドラ・パスカルさん(10)がこのたび来日し、3歳から続けている新体操を披露した。

 オレクサンドラさんは2022年5月、オデーサ州の自宅で、ロシア軍の攻撃に巻き込まれてがれきの下敷きになり救助されたが、左足の太ももより先や左手の小指などを失った。病院の集中治療室で治療をうけ、オーストリアでリハビリを続けた。腕などに傷痕が残るが、半年後には義足をつけて新体操を再開し、大会にも出場している。

 29日夜に成田空港で、日本に避難するウクライナ人たちの歓迎をうけ、おにぎりなどプレゼントを受け取って笑顔を見せた。

 戦争の影響を受けた子どもの支援やチャリティーマッチなどを開いてきた東部ドネツクのサッカーチーム「シャフタル・ドネツク」の関係者と共に世界を一周しているオレクサンドラさんは、各国で「ウクライナでは戦争が続いていて、子どもたちも傷ついていることを忘れないでほしい」とメッセージを発信してきた。フランスのパリや米ニューヨーク、ブラジルやケニアを歴訪。東京は今回の旅で最後の訪問地となる。

 31日、オレクサンドラさんは都内の高校で新体操を披露し、日本で暮らす避難民やミュージシャンなど支援者たち、高校生たちとも交流した。

 ユニセフ(国連児童基金)などの報告によると、22年以降ウクライナで子どもの死傷者数は3400人を超え、今年6月は最も多くなり、7人が死亡、116人が負傷したという。【和田大典】

毎日新聞

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