ソフトバンク子会社にサイバー攻撃 複数の自治体HP閲覧できず

2026/10/07 20:48 

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 法人向けクラウド事業を手掛けるソフトバンク子会社の「IDCフロンティア」(東京都)は7日、同社のサービスのシステムが、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」によるサイバー攻撃を受けたと発表した。この障害により茨城県や茨城県警などのホームページ(HP)が閲覧できなくなっている。IDCフロンティアは、クラウドサービスを契約している495の企業や自治体に影響しているとしている。

 攻撃を受けて障害が出たのは、自治体や企業などがHPの運用などに利用するクラウドサービス「IDCFクラウド」。7日午前3時40分ごろに監視アラートで障害を検知した。

 茨城県によると、7日午前8時ごろソフトバンクから「午前4時ごろに東日本にあるデータセンターのサーバーの電源が落ちた」と連絡が入った。HPから県への届け出や申請に必要な書類などのダウンロードができないため、県は電話で個別に対応している。

 栃木県では7日朝から、県のHPのイベントカレンダーが閲覧できない障害が発生した。県によると、HPの運営業者から「『IDCFクラウド』の障害に伴うトラブル」との説明を受けたという。

 東京都小平市でも7日朝から、市のHPが閲覧できなくなった。市はIDCFクラウドの障害か明らかにしていないが、HPの運営業者から「HPの管理機能を置いているデータセンターで不具合が発生した」と連絡があったとした。

 また7日には、不正アクセスによる個人情報の流出も相次いで判明した。損害保険ジャパンは、外部の委託先が不正アクセスを受け、約6万件の顧客の氏名や電話番号などの情報が流出したと発表。旅行大手HISも、タイの現地法人が不正アクセスを受け、最大627人のパスポート情報が流出した可能性があると発表した。

 また旭化成の医薬品子会社「旭化成セラピューティクス」は6日、医療関係者向けのウェブサイトがサイバー攻撃による不正アクセスを受け、約55万8700人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。【加藤佑輔、古賀三男、安藤いく子】

毎日新聞

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