来年、デビュー30 周年を迎えるSOPHIA とSIAM SHADE のメンバー4人が4日、都内の音楽スタジオに集結。スペシャルユニット「SIAM SOPHIA」結成発表後、初めて一堂に会し、アーティスト写真撮影と、ユニット名のロゴの制作を行った。

【写真】楽しそう！全員でわちゃわちゃしながらロゴ制作するSOPHIA＆SIAM SHADE

　SOPHIAとSIAM SHADEは 同じ1995年10月にデビュー。SOPHIAのボーカル・松岡充が発起人となり、彼らと同じく2025年にデビュー30周年を迎えるSIAM SHADEのボーカル栄喜に声をかけ、これまで交わることがなかった2組が30年の時を経て、初共演。2025年2月9日に大阪城ホールにて一夜限りの『1995 SIAM SOPHIA-G』を開催することになった。

　スタジオで顔を合わせたメンバーは、互いに笑顔を見せて熱い抱擁。30年の絆の深さを感じさせた。そして仲良くアーティスト写真撮影に。ユニット名の即興ロゴ制作では、松岡が先陣を切って筆を走らせ、メンバー一人ひとりが、思い思いのデザインを施した。

　その後のインタビューではデビュー当時から互いを意識してきた過去やメンバー同士の交流までに話が及ぶ場面も。松岡は今回の共演について。「2025年がデビュー30周年。僕らが活動できたのもやっぱファンのおかげだということで、ファンに対する感謝を形にできないかなって考えていました」とした上で、「SIAM SHADEってずっとライバルだし、1番近くて、1番遠い存在でもあったんですけど。なんとかお互いを30周年に祝い合うイベントをやれたら素晴らしいなと思って、栄喜にメッセージを送りました」と明かした。

　栄喜は「僕らからしたら奇跡に近いし、そのきっかけをくれたSOPHIAにすごく感謝しています。こうやっていい場所でやれるので。このイベント、一緒に盛り上げていきたいですね」と笑顔を見せた。松岡も「お互い、バンド活動がストップする時期もあったりとかして。でも、それを乗り越えたというか、今こうやって再会できて、1つのステージを一緒に作ろうっていうことで賛同できたことが、もう、奇跡だなと思います」と胸を張った。

　ライブでは両バンドが30周年ならではの熱いライブパフォーマンスを繰り広げながら、「SIAM SOPHIA」というユニット名を掲げ、松岡がSIAM SHADE側に、栄喜がSOPHIA側に入り、祝祭感たっぷりのプレミアムなコラボシーンも予定している。また、同じく1995年に芸能活動を開始したガレッジセールも参戦。この貴重なステージを総合司会として仕切りながら、音楽ユニット・Gaphia(ガレッジセール+SOPHIA)として出演する。2002年リリースのSOPHIAとのコラボにしてカバー楽曲、チェッカーズの「I Love you,SAYONARA」を実に23年ぶりに披露する。

　また、きょう午後8時からニコニコ生放送にて「30th Anniversary"SIAM SOPHIA"全員集合スペシャル」を生配信する。

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