4人家族の新居、“壁が穴だらけ”採光に工夫 夫は1階、妻は2階で生活【住人十色】

2025/01/25 07:00 

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25日放送『住人十色』より(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務めるMBSテレビ『住人十色』(毎週土曜 後5:00~5:30)のきょう25日放送回では、「壁が穴だらけの家」が登場する。

【番組カット】夫妻をつなぐ夫が自作した星型の照明

 舞台は大阪府高槻市。住人(アルジ)は、学生時代に画の塾で知り合ったという会社員の夫と元美術教員の妻。小さな子どもが2人いる4人家族で、2024年に新居を建てた。住宅街の角地にあり、ガルバリウム鋼板で覆われた家はスタイリッシュな外観だが、なんと家の周りには43個の穴が開いているという。

 2階には明るく開放的な19帖のリビングダイニングキッチンが広がる。そして、南側に設けた大きな窓、そして外の壁の穴から明るい光が差し込んでいる。

 アルジ一家は、2人目の子どもの誕生を機に一軒家を建てることを決意。子育てするにあたり、家づくりで重視したのが明るさだった。そのため、土地は2方向から光を採り込める角地を選んだ。しかし、採光が望める一方で、外からの視線が気になるという問題も。そこであえて壁をつくり、計算した位置に穴を開けることで、カーテンなしでも周囲の視線を気にせず、明るく過ごすことを実現した。

 2階の一角にある妻と子どもの寝室にも、光を採り込むためにドアや壁の代わりに薄いカーテンで空間を仕切る工夫が。窓が大小合わせて5個もあるが、将来的に妻の部屋として使うことを考え、どのように区切っても光が入るようにしているそう。

 平日に1人で子どもを見る時間が多い妻は、2階だけで生活できるようなワンフロアで家事と育児が完結する間取りを要望。一方、ガレージの奥が夫の部屋。2階で寝ている妻と子どもたちを起こさないため、平日は1階で生活ができるようにしているのだという。朝食もガレージでとるので、トースターを完備。朝の準備も中庭にある手洗い場で済ませている。

 そんな別々に生活する家族を1つにしているのが、星型のペンダントライト。妻が店で見た星型の照明を気に入ったところ、「これなら作れる」と夫が3Dプリンターで自作したもので、この照明のようなものを日常的に作れるようにするために建てたのが、今の家なのだという。
ORICON NEWS

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