5人組ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーで俳優の佐野勇斗が、28日発売のファッション誌『Oggi』3月号（小学館）に登場する。

【写真】「なかなかやばい写真」“ピンク髪”で実家を公開した佐野勇斗

　佐野は今年、俳優10周年を迎える。子供のころから望んだ道であり、キャリアアップは順調に見えてるが、本人にとっては、まだまだ足りない部分が多いそう。「もちろん、大変だとわかって臨んだ仕事だけれど、思うように芝居ができなかったり、望んだ結果が出なかったり。現在もまるで修行でもしている気分」と話す。「たぶん、この大変さから抜け出すことはないだろうと思います。でも、それはイヤではないんです。悩むのは頑張っている証で、なんの感情もわかない人生なんて、きっとつまらない」と語る。

　そんな佐野がパフォーマンスを上げていくため、「人間力」を高めるために続けているのが、日記を書くこと。「（日記を）読み返してみると、自分に不足していることがよくわかってくる。今の課題は、どうしたら余裕がもてるか。そして思いやりをもって人と接することができるか。これがやがて『人間力』の土台になっていくのだろうと思っています」という。日記には、反省ばかりではなく、幸せな出来事や、ゆるぎない目標が書かれ、自分を俯瞰し、言葉にしながら前進し続けている。

　その先に目指すのは、歌や芝居で「人を楽しませること」。「そのために、1日もむだにしたくない。焦りすぎるのはよくないとわかっているので、どっしり構えて、でもスピードを上げて。きっと、人生は思った以上に一瞬で過ぎていくものだろうから」と、26歳とは思えない胸中を明かした。


　劇場版『トリリオンゲーム』ではトリリオンゲーム社社長のガク役を演じる佐野。誌面では、「もし社長になったら？」「もしハッキングするなら？」といった、映画のストーリーにちなんだ質問もたっぷり掲載する。

　また、プラダのダブルのスーツに身を包んだ撮り下ろしカットも。「いつもよりも少し大人」な佐野をコンセプトに、レンズをまっすぐに見つめるカットや、赤いチェアに座っての色気たっぷりのポーズで魅了する。

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