【RIZIN】山本アーセン、冨澤大智から鮮やか一本勝ち!「日本人として誇らしくこの国を守っ…

2025/05/04 14:16 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山本アーセン(C)RIZIN FF

■『RIZIN男祭り』(4日・東京ドーム)
第2試合
◯山本アーセン ― X冨澤大智
2ラウンド リアネイキッドチョーク

【試合動画】山本アーセン、冨澤大智から鮮やか一本勝ち!「日本人として誇らしくこの国を守っていきましょう!」

 まったく異なるキャリアを重ねながら、東京ドームという大舞台で対戦した山本アーセンと冨澤大智の大注目の一戦は、タックルからのグラウンドの展開で試合をコントロールし続けたアーセンが、2ラウンドで冨澤の首を一気に締め上げて見事な一本勝ちを飾った。

 母は山本美憂、叔父は山本KID徳郁さんという格闘一家で育ったアーセンは、2015年のRIZIN旗揚げ戦に参戦しプロキャリアをスタート。怪我に苦しんだ時期もあったが適正階級のフライ級で戦績を重ねている。

 対する冨澤はKrushを経て朝倉未来が立ち上げたBreakingDownで頭角を現し、2023年大みそかのRIZINに初参戦するが、篠塚辰樹に判定で完敗。悔しさから練習を重ね1年後に再びRIZINに参戦し、MMAルールで三浦孝太に1ラウンドで強烈なヒザ蹴りで見事な勝利を飾った。

 打撃の冨澤vs.タックル&寝技のアーセンという、ファイトスタイルが明確な両者の対戦は、1ラウンド早々にアーセンがタックルに成功し、コーナー際で上から冨澤をコントロール。リアネイキドチョークや肩固めなどフィニッシュ寸前まで持ち込むも、冨澤がなんとか粘ってタップせず、5分をしのぎきった。

 防戦一方だった冨澤は、2ラウンド早々に左のジャブをヒットさせてアーセンが腰を落とす場面もあったが、追撃を許さずタックルを仕掛けてそのままリアネイキッドチョークにとらえて、一気に締め上げると冨澤はたまらずタップ。アーセンにとってキャリア初の一本勝ちとなった。

 試合後にマイクを持つと「東京ドーム!盛り上がってますか!」とファンを煽り、「日本人として誇らしくこの国を守っていきましょう!」と叫んだ。
ORICON NEWS

エンタメ