広大な敷地にアメリカンな平屋 リビング28帖&天井高3.2メートル【住人十色】

2025/05/10 07:00 

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10日放送『住人十色 』=全米が憧れた「アイクラホーム」を参考にした家(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある、家族のカタチ~』(毎週土曜 後5:00 ※関西ローカル)のきょう10日放送回では「全米が憧れた『アイクラホーム』を参考にした、アメリカンな家」が登場する。

【場面カット】”アイクラホーム”らしい空を望むアトリウム

 愛知県豊橋市に暮らす住人(アルジ)は子どもが1人いる会社員の夫妻。昨年、2人の地元に新居を構えた。白のガルバリウム鋼板に覆われ、ひときわ存在感を放つ平屋は、「アイクラホーム」というアメリカの家を参考に建てたものだという。

 「アイクラホーム」とは、アメリカで1940年代から70年代にかけて人気を集めたリーズナブルな建売住宅のこと。そのモダンなデザインから日本でも根強い人気を誇り、今ではアイクラホームを模した住宅が建てられている。

 その特徴は、平屋と、大きく迫り出した屋根と梁。玄関扉を開けると、まず中庭が現れる。これもアイクラホームならでは。そして、空を望むアトリウム。各部屋に光を届ける、この贅沢な空間が、アメリカで爆発的人気を呼ぶきっかけになったという。

 リビングは28帖もあり、大きな窓からは光が差し込んでいる。妻の実家の広大な敷地の中に建てているため、窓からは、まるで本場アメリカのような開放感のある抜群の眺めも楽しめる。

 結婚後、賃貸アパートで暮らしていた夫妻は、子どもの誕生を機にマイホームを計画。小さな頃から、アメリカのおもちゃなどに親しんでいた夫が思い描いていた家が、アイクラホームだった。夫妻で本場・アメリカを視察した上で建築家に依頼、現代版アイクラホームが完成した。

 リビングの天井高は3.2メートル。アイクラホームの天井や壁は白で統一されているが、アルジの家では天井の木の質感はそのままに。壁は白くしたが、コストを抑えるためベニヤ板にペンキを直塗りした。キッチンはあえてコンパクトにして、家事楽動線とコストダウンを実現。アメリカンな雰囲気を保つために、キッチン用品や消耗品はすべて海外のものを使い、日本製のものは引き出しなどに徹底して隠している。
ORICON NEWS

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