天月、キャリア初の野外ワンマンを日比谷野音で開催 新曲も初披露し3000人が熱狂

2025/05/11 09:30 

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天月ワンマンライブ『ぼくの色。』の模様

 歌い手として活動をスタートし、動画総再生数11億回を超えるアーティスト・天月が、キャリア初となる野外ワンマンライブ『ぼくの色。』を、10日に東京・日比谷野外大音楽堂で開催した。初の野外ワンマンという特別な公演に、チケットは即日完売。会場には3000人のファンが集まり、曇り空を吹き飛ばすような熱気に包まれた。

【写真】天月、新アルバムに「今の僕を全てを詰め込みました」

 オープニングを飾ったのは「アストロスト」。空をテーマにしたロマンティックな歌詞と、伸びやかな歌声が会場に響きわたり、観客の心をつかんだ。

 ライブ前半では、マスコットキャラクター“正宗”によるダンスレクチャーに続き、「にゃんでい」では猫耳、「負け犬のリベンジ」では犬耳姿を披露するなど、遊び心にあふれたパフォーマンスで観客を楽しませた。MONGOL800のカバー「小さな恋のうた」では観客との大合唱が夜空に響きわたり、ステージはさらに熱を帯びていった。

 中盤では「ツナゲル」でギターの弾き語りを披露。虹色に輝くペンライトに包まれながら、やさしく心のこもった歌声を届け、ファンとの想いがひとつになったような感動的な時間が広がった。

 後半には、「天体観測」「ベテルギウス」「スターライトパレード」「スパークル」「プラネテス」「君の知らない物語」といった“星”をテーマにした楽曲がメドレー形式で披露され、大きな歓声が巻き起こった。さらに、この日のために用意された新曲「ギャラリエ」がサプライズで初披露されると、会場のボルテージは最高潮に達した。

 「サウザンクロス」「きみだけは。」「スターライトキセキ」と続き、本編ラストは「CELEBRATION」「Letters to me」。観客のスマートフォンライトが星のように灯り、幻想的な光景の中で力強いパフォーマンスが繰り広げられた。

 アンコールで披露されたのは「Hello, My Story」。この楽曲では観客によるスマートフォンでの撮影が特別に許可され、来場者はそれぞれの視点で特別な瞬間を記録。天月は全身全霊のパフォーマンスで、16周年を迎えた節目のステージを締めくくった。

 最後に天月は、「みなさんと作り上げた満天の星空を一生忘れません」とコメント。“今の自分”を描く「ぼくの色。」というテーマのもと、キャリア初の野外ライブは天月にとってもファンにとってもかけがえのない一夜となった。

■天月コメント
歌手として憧れの一つであった歴史ある日比谷野音のステージに立って、過ごした時間は本当に楽しくて幸せで、あっという間でした。
今回のライブのために用意した新曲や僕の名前にちなんだ月や星にまつわる楽曲たちを一緒に歌ったことは、僕の音楽人生の中でも特別な1ページになりました。
会場から伝わってくるパワーが、僕の歌に新しい命を吹き込んでくれるライブならではの瞬間が大好きです。みなさんと作り上げた満天の星空を一生忘れません。

■天月『ぼくの色。』セットリスト
M01 アストロスト
M02 カラフルタッグチーム
M03 One time for your mind
M04 ホシアイ
M05 Starduster
M06 Sing! Swim! Swing!
M07 にゃんでい
M08 負け犬のリベンジ
M09 月曜日の憂鬱
M10 小さな恋のうた
M11 ツナゲル
M12 夜明けと蛍
M13 星メドレー(「天体観測」「ベテルギウス」「スターライトパレード」「スパークル」「プラネテス」「君の知らない物語」)
M14 コスモノート
M15 ギャラリエ
M16 サウザンクロス
M17 きみだけは。
M18 スターライトキセキ
M19 CELEBRATION
M20 Letters to me
〜 Encore 〜
EN01 Dear Moon
EN02 きっと愛って
EN03 Hello, My story
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