家庭菜園で育てた果実を切ってみたら…まさかの中身に「フルーツの常識を覆す存在」「まるで生チ…

柿のような見た目の果実「ブラックサポテ」。

【画像】ブラックサポテ衝撃の中身とは…?
■柿のような見た目と中身のギャップに驚き 別名は『チョコレートプリンフルーツ』
――昨年投稿された動画『【99%知らない】家庭菜園でブラックサポテを樹上完熟で収穫!』を拝見し、初めて見る「ブラックサポテ」の姿にとても衝撃を受けました。ブログでも希少な熱帯果樹とのご紹介がありましたが、改めて、このフルーツのことを教えてください。
「ブラックサポテは、『チョコレートプリンフルーツ』とも呼ばれるカキノキ科の熱帯果樹です。原産地はメキシコや中央アメリカで、霜が降りない地域であれば地植えもできるほど耐寒性があるのですが、日本ではまだあまり知られていません。見た目は緑の柿のような姿をしますが、割ってみると中身はなんと真っ黒! 完熟するとスプーンでそのまま食べられるほどやわらかく、まるで“甘さ控えめな生チョコ”のようなフルーツです」
――“生チョコ”のような食感のフルーツ!
「『チョコレートプリン』という表現がぴったりですね。果肉はとろけるほどなめらかで、繊維質な部分がほとんどありません。スプーンですっとすくって食べられるほどやわらかく、特に種のまわりは甘みが強くて格別です。スイーツのようでありながら自然で優しい甘さなので、普段あまり甘いものを食べない方にもおすすめできます」
――真っ黒な中身にも驚きました。
「そうですよね。私自身、この見た目と中身のギャップに驚き『こんなフルーツがあるのか!』と感動して一気に心を奪われました。まさに“フルーツの常識を覆す存在”だと思います」
――ブラックサポテが「希少」と言われるのは、どうしてなのでしょうか?
「理由は大きく3つあります。まず、日本国内での栽培例や情報がほとんどないため、育てるにも手探り状態で、チャレンジ性が高い果樹だという点。次に、雌雄異株という特性を持った植物なので、実をつけるためには基本的に雄木・雌木の両方が必要だという点です。しかも種から育てると雌雄が分かるまでに5年以上かかることもあり、結実までの道のりは長く根気がいります」
――育成の難易度が高く、時間もかかると…。
「さらに追熟が必須で、完熟を見極めないと美味しく食べられないという難しさもありますね。こうした複数のハードルが重なっていることが『希少』とされる理由です」
――そんなブラックサポテを日本で種から育て、樹上完熟させた実を味わったあつおさん。大変貴重な経験だったかと思いますが、当時の心境をお聞かせください。
「まさに忘れられない体験ですね。果実が大きくなるにつれて、私は毎朝のようにビニールハウスでブラックサポテを眺め、そっと触っては『もうちょっとかな?』と話しかけていたんです(笑)。そしてついに、ポトンと自然に完熟果が落ち…。家族みんなを呼んで、まるでお祝い事のように実を割ってスプーンで実食しました」
――待ちに待った実食ですね。
「食べた瞬間、あまりの美味しさに『えっ、これフルーツなの?』と、皆で顔を見合わせて驚きました。関東の、しかも群馬という寒さが厳しい場所で、こんな南国フルーツを完熟で味わえるなんて、本当に不思議な感覚でしたね。育てる手間がかかる分、その一口に詰まった感動は計り知れません」
■驚くほどなめらかで、スイーツのような希少フルーツ 気になるお値段は…?
――話を聞けば聞くほど興味を惹かれるブラックサポテ。沖縄本島産のものが通販などで手に入るようですが、1玉いくらぐらいで取引されているのでしょうか。
「価格は季節やサイズによって変動しますが、一般的な相場は1玉500〜1500円ほどですね。フリマサイトなどでは3〜5玉のものが5000円前後で出品されており、光の速さで売れていくこともあります(笑)」
――購入して実食する際に、注意することがあれば教えてください。
「一番のポイントは、なんといっても『追熟』です! 届いたその日に食べてしまうと、渋みや苦味が強く『あれ…チョコ味って聞いたけど?』となってしまうと思います。完熟の目安は、果皮が黒くなり、ぶよっと柔らかくなっていること。リンゴやバナナと一緒に袋に入れておくと、エチレンの効果で追熟が早まります」
■熱帯果樹の栽培を通して強く感じた「家族で自然と関わる時間の大切さ」
――ブラックサポテ以外にも、ご自宅で多数の熱帯果樹を栽培されていらっしゃいますが、あつおさんが思う熱帯果樹の魅力や面白さとはなんでしょうか?
「私が熱帯果樹の栽培で感じている魅力は、『本州でも育てられるか挑戦してみたい』という探究心を満たしてくれることと、育てながら味わえるワクワク感です。私はジャボチカバの栽培をきっかけに熱帯果樹にハマり、これまでにブラックサポテ、フィンガーライム(森のキャビア)など、様々な果樹を育ててきました。実際に経験してみると、インターネットの情報とは違う気づきや発見がとても多く、日々が試行錯誤の連続です。でもそれこそが、植物と向き合う面白さでもあります」
――手探り状態だからこそ感じられる面白さですね。
「また最近は、家族で自然と関わる時間の大切さも強く感じています。子どもたちと一緒に苗を育て、果実を収穫し、驚きや喜びを分かち合う時間は、かけがえのない宝物です。私はそうした体験をブログやYouTube、SNSを使って発信してきました。これからも、未知の植物に出会い、実際に育ててみることで得られる『感動』を一人でも多くの方に届けていけたらと思っています」
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