『世にも奇妙な物語』長年の”略称”論争に終止符 「奇妙?」「世にも?」35周年イベントでつ…

2025/05/24 08:25 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

『世にも奇妙な物語35 周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』上映会<ファンイベント>に出席した(左から)高丸雅隆氏、小椋久雄氏、鈴木雅之氏、配島邦明氏(C)ORICON NewS inc.

 フジテレビの人気ドラマシリーズ『世にも奇妙な物語』が放送35周年を迎えたことを記念した特別ファンイベントが23日、都内の同局内で開かれた。31日に放送される『世にも奇妙な物語35周年SP~伝説の名作 一夜限りの復活編~』(後9:00)を前に同作の"レジェンド"制作陣が35年の"奇妙な"道のりを語った。

【写真】31日に放送されるタモリ選出の5作品一覧

 イベントには同作の演出・プロデュースを手掛けた鈴木雅之氏、小椋久雄氏、高丸雅隆氏が登壇したほか、誰もが知るテーマ曲・ガラモン・ソングを出掛けた作曲家の配島邦明氏(※配=正しくは草かんむりに配)も登場した。

 35年の長い歴史の中で多くの人を魅了し続ける同シリーズだが、これまでに略称に関する公式な見解は示されていない。イベントでは「世にも」「奇妙」「よにきみょ」など様々な略称で呼ばれていることが明らかになった。さらにこの略称問題について、同シリーズを手掛けるチームを開始当時、局内では”奇妙”班と呼んでいたことなど、ファン必見の裏話も飛び出した。

 しかしイベント内で行われた質問コーナーではファンから制作陣に対して質疑応この”略称”問題に対して公式の見解を求める声が上がった。これに鈴木氏は「きょうをもって”世にも”にしましょう!」と呼びかけると、会場は拍手に包まれた。

 『世にも奇妙な物語』は、1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送。これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによって、その名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた。
ORICON NEWS

エンタメ