志尊淳、4年前の大病・急性心筋炎を振り返り涙「家族に後悔してほしくない」 闘病中にしたため…

2025/05/26 07:20 

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志尊淳 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の志尊淳が、25日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ』(毎週日曜 後10:00)に出演。死を覚悟した大病について振り返った。

【写真】さまざまな思いが込められた…志尊淳の笑顔

 「隠していることがない」と語るほど、母と良好な関係性を築き、よく連絡も取り合っているという志尊。番組のインタビューに答えた母も「芸能界という荒波を共に戦ってきた」と、親子二人三脚の絆は深いと語る。そんな母は、志尊が幼い頃に離婚してからは、女手ひとつで三兄姉を育て上げてきた。

 その後、俳優となった志尊は数々の話題作に出演し、人気俳優としての地位を築いた。しかし、4年前には心臓の大病・急性心筋炎を患い、一時はICUに入るほどの入院生活を余儀なくされた。当時について「前兆なんて何もなくて、急に立ち上がったら心臓が…。で、次の日に病院行ったら『症状が出ている瞬間を見ないとわからないです』ってなったんですけど、そのお医者さんが電話して『10分だけ、急病で検査空けられる?』って(確認を取ってくれて)、それで心エコーを撮ったら、先生が走ってきて『志尊さん、今から緊急入院・緊急手術します』って言われて」と振り返った。

 自身は仕事が控えていたため、志尊は「きょうもあしたも仕事が…」と伝えたが、医師からは「そんなこと言っている場合じゃない。もう一瞬も動かないでください」と告げられた。医師が急きょ検査をしたことで病気を発見することができたが、志尊は「後から聞いたら、実は半年前にもっと若い子で、同じ症状で来た子が亡くなった(と聞いた)」とコメント。そして、その時に感じていたことを「後悔みたいなのが先にきたんですけど、次にきたのは、家族が心配しているし、もし僕が死ぬようなことがあった時に、家族に後悔してほしくないというか…。それくらい、オレは幸せだったし、大好きな家族だったと伝えられたら、家族は後悔ないかなと思って」と涙ながらに語った。

 闘病中、毎日送っていたという“遺書”に込めた「母親の子どもで生まれて、幸せだった」という思いについても涙を流しながら話していた。
ORICON NEWS

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