KEY TO LIT猪狩蒼弥、小・中学時代「めちゃくちゃガリ勉だった」【オリコンライターズ…

15日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系)に出演するKEY TO LIT猪狩蒼弥

【写真】「KEY TO LIT」「B&ZAI」それぞれの集合写真
■闇バイト、ロマンス詐欺…「複雑な問題なだけに、話し合う意義がある」
『有吉弘行の深淵をのぞく』は、さまざまな社会問題をテーマに当事者たちが「ここだけの話」を明かす社会派トークバラエティ。21日の放送では、近年深刻化する「闇バイト」と「国際ロマンス詐欺」に鋭く迫る。収録には闇バイトに加担した経験のある当事者(刑期満了済み)も登場した。「超終わりたてホヤホヤ」と収録の熱も冷めやらぬ猪狩は、その感想をこう述べた。
「闇バイト当事者の方の話を直(じか)に聞く機会ってなかなかないじゃないですか。正直話を聞くまでは闇バイトに手を染める人って『極悪人』とか『倫理観に欠けた人』というイメージがあったんですけど…今日お会いした方に関して言えば、話を聞けば聞くほど簡単な問題ではなかったし、『もし自分があの立場だったら』とも想像しました。
だからといって『事情があるなら、闇バイトしても仕方ないよね』とはけっして言えない。でも『闇バイトに加担する裏側にはこんな実態があるんだ』と知ることで、善良な人もいつ“そっち側”に転がってしまってもおかしくないと気づける。だからこそ、みんなで話し合っていくことに意義があると感じました」
■有吉の名MCに当事者が本音をポロリ
闇バイトで実行犯になった場合、当然ながら法的には加害者だ。しかし、巧妙に勧誘されたり、脅されたりするなど“被害者”としての側面がある。そんな構造の複雑さを抱えるテーマを取り上げることに猪狩は、「闇バイトもロマンス詐欺も、多くの人が関心のあるホットな話題だけど、誰でも扱えるネタじゃない。生半可な気持ちで扱うと被害を軽視しかねない」と慎重なコメントを寄せる。
そんな「取り扱い注意」なテーマなだけに、MCの有吉の様子に、猪狩は舌を巻いたという。
「有吉さんは当事者の方々に真面目に斬り込みつつも、過度に深刻にならないんです。収録では、そんな有吉さんのおかげでスタジオの空気が緩んで、当事者の方も本音が思わずポロッと出る瞬間が何度もありました。有吉さんが意識されているかどうかはわかりませんが、本音を自然に引き出せるトークは、本当にすごいことだと思いました」
報道番組でも、バラエティ番組でもない。これこそが「社会派トークバラエティ」の真髄といえるだろう。
■誰しも足を踏み入れるリスクがある「闇バイト」の世界
今もなお若い世代が巻き込まれている闇バイト。勧誘された経験のある大学生は4割にのぼるというデータもある。
「4割って相当な数ですよね! でもなくはないかも…。僕は今、新卒の年齢なんですけど、同年代の人たちが『ラクして稼ぎたい』という感覚を持っていることは理解できる。人間、誰しも欲はあるし、そういった心理につけ込む手口って本当に巧妙だと思います」
自身はタレントという立場上、簡単には詐欺に加担しない自負はあるものの、「自分が身を置く環境によっては、『周りがやっているから』と判断力が鈍ってしまうかもしれない。ただ、やっちゃダメなものは絶対にダメ!」
また近年は詐欺メールやSMS(ショートメッセージ)の被害が多く発生しているが、猪狩のスマホにも詐欺まがいのSMSが届くこともあるという。
「個人的には怪しい番号は一度検索したり、意識的に対策はしてますけど、まだまだ無防備な人もいるかもしれない。だからこそ、こういった番組で犯罪のパターンを知ることはすごく意味があると思いますね」
■「ニーチェ、好きなんで」猪狩が明かした読書家の一面
番組のタイトルの「深淵をのぞく」とは「深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉。この名言を猪狩は知っていたようで、すぐさま「ニーチェ、好きなんで」というリアクションが返ってきた。
「僕、本が好きで。入門書レベルですけど哲学書も読むんです」と読書家の一面を明かし、話題は「お気に入りの1冊」へ。
「最近、面白かったのは『運転者』という小説。仕事も家庭もうまくいかない中年サラリーマンがある日、不思議なタクシー運転手と出会ったことで、人生が変わっていく…というストーリーなんですけど、人生や幸せなど深いテーマが描かれていて。他人からの評価をつい気にしてしまう今の人たちにとっても大切なメッセージが込められているようにも感じました」
ニーチェの言葉どおり、収録中「深淵にのぞかれている」と感じた瞬間はあったのだろうか。
「ガンガンのぞかれました(笑)。 “自分は安全圏にいる”と思ってのぞき見ていること自体がすごく危険なんだ、と強く感じたし、危険なことを“危険”と意識できることの大切さに改めて気づかされました」
収録を終え、猪狩が次にのぞいてみたい“深淵”について聞くと、「あくまでひとりの視聴者としてですが」と前置きした上で「政治や年金など“アンタッチャブル”なテーマにもどんどん切り込んでほしいと思います!」と明かした。
■ひたすら辞書を模写していた「実はガリ勉」な一面も
猪狩の“深淵”に迫る「ここだけの話」のコーナーでは「実は昔、めちゃくちゃガリ勉だったんです」と猪狩は告白。
「小学校、中学校の頃、友だちはゲームに熱中していたんですが、僕はずーっと本を読んでいましたね。でも本を読み終えて手持ち無沙汰になると、その本をひたすらノートに模写していたんです」
さらにその本の模写が終わると、「挙げ句の果てには国語辞典の“部首”のページを模写していました。当時はそれがすっごい楽しかったんですよね」と明かした。
いまも折に触れて模写をすることがあるという猪狩は、「最近はなにかと“おバカ”だと思われがちですが、実は違うんですよ(笑)!」と力説。猪狩の意外な一面に『ライターズ!』スタッフからは驚きの声が上がった。
「有吉さんのスーパーMCぶりと、“裏社会科”の先生っぽい雰囲気が唯一無二」と猪狩が語る『有吉弘行の深淵をのぞく』は21日放送。「自分とは異なる世界の話」と思いがちな闇バイトやロマンス詐欺だが、”深淵”からのぞき返される瞬間を、ぜひ番組で体感してほしい。
※インタビューの様子は15日深夜1時30分放送の『ライターズ!』でもご覧いただけます。
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