満島ひかり、8歳の甥っ子が九州から一人旅 寂しさからスーパーで泣かれ「誘拐犯みたいに…」

2025/06/17 20:45 

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8歳の甥っ子が九州から一人旅したことを明かした満島ひかり (C)ORICON NewS inc.

 俳優のオダギリジョー、満島ひかりが17日、都内で行われた映画『夏の砂の上』(7月4日公開)の完成披露イベントに登壇した。

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 読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞の松田正隆による戯曲を、演出家・玉田真也の監督・脚本で映画化。雨が降らない夏の長崎が舞台に、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた主人公と、妹が置いていった17歳の姪との突然の共同生活がはじまる。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女…それぞれの痛みと向き合いながら、夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。

 オダギリが主人公・小浦治を演じ、奔放な妹・阿佐子役を満島が務めた。“心に沁みた”ことをトークすることに。満島は「8歳の甥っ子 九州から東京へ一人旅」というフリップを見せた。「九州に暮らしている8歳の甥っ子が一人で飛行機に乗って、うちに遊びに来た。羽田空港に迎えに行ったら2時間ぐらい、何を聞いても『うん…』しか答えずぼーっとしていて。スーパーに一緒に買物に行ったら、すごい泣き出して誘拐犯みたいになった(笑)。その後、友達と鬼ごっこしたら普通になって、ポケモンセンターに行ったら元気になった」と笑顔で振り返った。「自分も13歳で一人で上京している。両親、家族がいない中で、少年、少女時代に経験することってすごい経験になるって甥っ子の姿を見て心に沁みました」としみじみと話していた。

 舞台あいさつには、高石あかり(※高=はしご高)、松たか子、森山直太朗、高橋文哉、光石研、玉田真也監督も参加した。
ORICON NEWS

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