F1角田裕毅、ブラッド・ピットは「ナイスガイ」 『F1/エフワン』ワールドプレミアに登場

2025/06/18 09:16 

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映画『F1/エフワン』NYワールドプレミアに来場したF1ドライバーの角田裕毅

 現在、日本で唯一の現役F1ドライバー・角田裕毅が、現地時間16日に米ニューヨーク・タイムズスクエアで開催された映画『F1/エフワン』(6月27日公開)のワールドプレミアに登場した。

【画像】黒のフォーマルな装いのブラッド・ピット

 本作は、ハリウッドスターのブラッド・ピットが伝説のF1レーサーを演じる注目の一作。角田は本作について「共感できる部分もあり、ハリウッド大作らしいと思う部分もあり、でもあれぐらい思い切ってやってくれると映画として伝わりやすいですし、新しいF1ファンを増やしてくれるんじゃないかなと思います」と評価した。

 過酷なトレーニングを経て本物のF1マシンを自ら運転し撮影に挑んだブラッドについて、現役ドライバーの目線から「かなりのやり手。映画から彼のアグレッシブさとF1の臨場感が強く伝わってきた」と賛辞を贈った。

 劇中では実際のグランプリ期間中に本物のサーキットで撮影が行われており、角田とブラッドは現場で一緒になるタイミングもあり、角田は“出演”も果たしている。「ブラッドはレースウィークによくサーキットに来ていた。僕がレースしている横で彼は撮影をしていて、同じ空間にいることもあった。気軽に話しかけられるナイスガイでした」と笑顔で語った。

 公開を待ち望むファンへ見どころを問われると、「僕がブラッドに抜かれるシーンが多いので、そこもぜひ楽しんでください(笑)。F1を知らなかったりどういう世界かわからない方も気軽に見やすく、観終われば『トップガン(マーヴェリック)』と同じように、スピード感とワクワク感を味わえると思う」と見どころを紹介した。

 この日のワールドプレミアには、主演のブラッド・ピットをはじめ、ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデムらメインキャストや、本作製作に名を連ねる現役スターF1ドライバーのルイス・ハミルトン、監督を務めたジョセフ・コシンスキーやプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーなどキャスト&スタッフ、現役F1ドライバーたちが大集結。F1マシンも展示された華やかな会場には、ファン約500人とメディア約70社が詰めかけ、大きな盛り上がりを見せた。
ORICON NEWS

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