小池栄子、19歳役も違和感なし 人生の華やかさのピークは小学生「生意気でお山の大将だった」

2025/06/18 18:06 

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人生の華やかさのピークは小学生だと語った小池栄子(C)ORICON NewS inc.

 俳優の小池栄子(44)が18日、都内で行われたWOWOWの新作『ドラマW 三谷幸喜「おい、太宰」』の完成報告会に監督・脚本を務める三谷幸喜と共に出席した。

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 小池は、太宰に惚れ込んでいる恋人・矢部トミ子役で出演している。役作りについて問われると、小池は「私の記憶が確かなら、リハーサルの時に三谷さんから『若いフレッシュ感みたいなもの。当時の女性のなんでも真っすぐに信じる強さを意識してほしい』と言われた。だから普通のドラマよりも声を高めにしている。それで若く見えるかわからないけど、少女っぽいのを意識しました」と明かす。三谷が「19歳なんだよね」と水を向けると、小池は「だいぶ年下で…」と苦笑い。三谷は「19歳に…。見えました」と話し、小池から「やめて、その間!」と注意されていた。

 また、作品にかけて「過去に戻れるなら」というトークも。小池は「小学生ぐらいですかね。人生の華やかさのピークだった」とぽつり。「商売をやっている家で、1番イケイケだった。今、考えたら偉そうで、嫌な子だった。1番生意気でお山の大将だった。無敵と思って自分にできないことはないと思った」と懐かしむと「社会に出ていろいろ挫折した。『なんでも自分はできるんだ』と輝いていた」と遠い目で語っていた。

 本作は、三谷幸喜が脚本と監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの新作。2011年、初のテレビドラマ監督作でもある『short cut』、13年放送の第2弾『大空港2013』以来、12年ぶりの第3弾。主演は、19年公開の映画『記憶にございません!』以来6年ぶりの出演で、三谷作品初主演となる田中が務める。昨年秋に撮影された本作は、海辺を舞台に、太宰治を敬愛する男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディー。田中が演じるのは、主人公・小室健作。健作は太宰治を敬愛する平凡な会社員。妻の美代子と一緒に出席した披露宴の帰り道、偶然、太宰が心中未遂を起こした海辺に迷い込む。太宰ゆかりの地に興奮した健作は、止められたにも関わらず暗い洞窟を進んでいく。その先にいたのは、なんとあの太宰治に瓜二つの男!健作は太宰の生きた時代にタイムスリップしてしまったのか?6月29日午後10時からWOWOWで放送・配信となる。

 会見には、田中圭、宮澤エマも参加した。
ORICON NEWS

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