◇○巨人３―０ロッテ●（１８日・ジャイアンツタウンスタジアム）

　プロ野球・巨人の田中将大投手（３６）が１８日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われたロッテとの２軍戦に先発し、６回５安打無失点だった。

　８０球を投げて６奪三振。最速は１４７キロだった。　

　田中投手は日米通算２００勝にあと２勝としている。田中投手の試合後の主なコメントは次の通り。【牧野大輔】

　＜投球を振り返って＞

　全体的に良かったと思います。

　＜四、六回とピンチもあったが無失点で抑えた＞

　ランナーを得点圏に進めてもしっかりボールをコントロールしながら投げられたと思うので、良い形でアウトを積み重ねることができたと思います。

　＜直球は１４７キロも計測。「出力」の面は＞

　いや、別に。特にって感じです。

　＜シーズンは中盤、終盤と続くが１軍へ向けて＞

　どこであってもマウンドに上がってやることは一緒なので。いつ呼ばれてもいいようにしっかり投げておかないといけないし、同じように準備していくだけですね。

　＜三振は６個奪った。投げたいところに投げられた？＞

　そういうボールが今日は多かったのは間違いない。ボール先行になってもしっかり投げることができましたし、コントロールできていた。

　＜変化球が多かった印象だが＞

　結果的にそうなった。要所要所で真っすぐは利かせられたかなと思います。

　＜気温が３０度を大きく超える中での登板＞

　このくらいは全然大丈夫っす。あっちーな、あっちーなって思っていましたけど、ゲームやるよ、マウンド上がるよ、集中するよってなったら大丈夫。あとは、良い人工芝だからかもしれないっすね（笑い）。これだけ太陽が出ても、暑い感じはしなかった。

　＜今回の投球で得られたもの＞

　理想的なアウトは積み重ねられたし、良かった投球。でもその時その時で相手も自分の状態も違うし、同じようなイメージでもこういうふうにゲームが進むわけじゃない。

　今日は今日で良かったが、次も同じイメージではダメだと思う。どういうことでも対応できるように準備したいと思います。

　＜楽天でチームメートだった美馬学投手と投げ合った＞

　僕より球数も少なかった。まだ調整段階っぽいことも言っていましたけど、僕より良いピッチングをされちゃいましたね。