日本生命が歴代最多3年連続64回目の本大会へ 都市対抗近畿2次

2025/06/18 20:59 

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 第96回都市対抗野球大会の近畿2次予選は18日、わかさスタジアム京都で第2代表決定戦があり、日本生命(大阪市)がパナソニックに3―1で勝ち、歴代最多の出場回数を更新する3年連続64回目の本大会出場を決めた。パナソニックは第3代表決定戦に回り、24日に日本製鉄瀬戸内と対戦する。

 日本生命が逆転勝ち。1点を追う六回2死一、二塁、竹村陸が2点二塁打を放って試合をひっくり返した。八回は山田健太の適時打で加点した。2番手・斎藤礼二ら救援陣の好投も光った。パナソニックは三回に敵失の間に1点を先行したが、七回1死満塁の逸機が痛かった。

 本大会は全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと、前年覇者で推薦出場する三菱重工East(横浜市)が出場。8月28日に東京ドームで開幕する。【村上正、石川裕士】

 ◇日本生命・斎藤礼二投手

 <2番手で四回から今予選初登板。3回3分の1を投げ、1安打無失点の好救援だった>

 いつでもマウンドに行ける準備はしていたんですが、さすがに初登板というのもあって、緊張しました。

 体が固まっていました。でも、1アウトを取ってからは、いつも通りの投球ができました。

 開き直りました。緊張して「ストライクを投げなきゃ」と思うと、縮こまってしまう。慎重になる性格なので、あえて大胆にいこうと思いました。

 僕の武器は真っすぐ。いつも通り投げられました。

 <神奈川・東海大相模高、東海大を経て入社3年目>

 大学3年の時にけがをして、投げられない状態で日本生命に採用してもらいました。やっと役に立てるようになってきました。まだまだ、もっと活躍していきたいと思います。

毎日新聞

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