『岸辺露伴は動かない 懺悔室』マリア(玉城ティナ)に“絶望”が迫る<結婚式>本編映像公開

2025/06/19 10:56 

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映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(公開中)(C)2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 俳優の高橋一生が主演を務める映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(公開中)より、純白のウェディングドレスに身を包む仮面職人・マリア(玉城ティナ)の結婚式のシーン(本編映像)が公開された。

【動画】『岸辺露伴は動かない 懺悔室』<結婚式>本編映像

 “幸福の絶頂にあるとき、人は必ず絶望を味わう”という、奇妙で不気味な呪いをかけられた男の娘マリアは、“絶望”を避けるため、常に2番目を選ぶことを教えられて育った。そんな彼女が、1番愛する人・ロレンツォと神の前で永遠の愛を誓い合う結婚式が執り行われようとしていた。

 岸辺露伴(高橋)と共にヴェネツィアを訪れている担当編集・泉京香(飯豊まりえ)も参列し、純白のウェディングドレスに身を包み、より一層美しく輝くマリアをうっとりとした表情で見つめている。本来なら“幸福”だけが満ちあふれているはずの空間に、“絶望”はその姿を現した。

 誓いの口づけを交わそうとマリアが瞳を閉じたのを見計らい、男が教会の椅子の影から飛び出す。それと同時に、マリアが“幸せの絶頂”を迎えないように守ってきた父・田宮(井浦新)が教会へ飛び込む。「やめろ!」と手を伸ばして田宮が叫ぶが男は止まらず、銃声が壮麗な教会に鳴り響く。目の前の事態に言葉を失う田宮と泉。田宮を追いかけてきた露伴は“絶望”が支配する空間へと足を踏み入れるのだった。

 このシーンの撮影は、16世紀に建設されたヴェネツィアの歴史を刻むサン・ロッコ教会で行われており、本作のクライマックスにこれ以上ない深みを与えている。


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