『PJ ~航空救難団~』ついに今夜完結 キャストたちが涙のクランクアップ「あっぱれだ!!」…

『PJ ~航空救難団~』クランクアップの様子(C)テレビ朝日

【写真】大感動…各キャストのクランクアップの様子
本作は、ほかのどの組織でも救助ができないと判断された際に出動する“人命救助最後の砦”航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)の隊員を育てる救難教育隊を舞台に、主任教官・宇佐美誠司(内野)と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちが、命がけで訓練に挑む姿と成長を描く感動の青春物語。航空自衛隊全面協力のもと、圧倒的スケールで描く同局初の“レスキュー大作”となる。
最終回の放送を前に、キャスト陣は無事にクランクアップ。「今日の体力は今日で使い切れ」「心に土足でお邪魔してやれ」など、熱血教官として数々の“宇佐美語録”を生み出してきた内野は、「密度が濃すぎて、終わりが来るのかわからないくらい大変な作品だった」と言いつつも、「若者たちは本当に苦しい現場で頑張ってくれたので見応えのある作品ができて私も誇りに思うし、参加できてよかったと心から思います」とニッコリ。そして、「皆さん、あっぱれだ!!」と叫んだ座長・内野の熱い言葉に、現場には大きな拍手が巻き起こった。
また、学生メンバーの中では、石井杏奈と渡辺碧斗がひと足先にクランクアップ。見守る仲間たちを前に石井が「みんなの顔が見られない…!」と号泣するひと幕も。そして、神尾楓珠ら5人の最後の撮影には、石井と渡辺も駆けつけ、モニター前で肩を組んだ7人がラストカットをチェックする姿があった。
「この作品、このメンバーとは、本当に運命的な出会いだった」(神尾)、「訓練生のみんなが一緒だから頑張ろうと思えたし、“できる!やれる!前を向こう!”と考えるようになった」(石井)、「65期のみんなと一緒にボロボロになって訓練し、弱いところをたくさん見せながら乗り越えてきたので、役者としても人としてもひとつ強くなれた」(前田拳太郎)、「“自分ってこんなに人のことを頼ることができるんだ!”と思いましたし、逆に頼られる喜びも知りました」(渡辺)、「ギュッと青春を詰め込んだような日々でした」(草間リチャード敬太)、「学生長の僕はみんなにお金をばらまいて(笑)、ご飯をたくさん一緒に食べられて良かったです」(犬飼貴丈)、「この7人じゃないと今日を迎えることはできなかったな、と心の底から思います」(前田旺志郎)など、熱い絆を感じさせるコメントも。
さらに、撮影が始まる前の訓練からずっと、自衛隊監修として彼らの成長を見守ってきた小牧基地救難教育隊の二階堂卓也曹長から、「教官として真剣に指導させてもらいました。本当にみんなのことを65期のPJ訓練生だと思っています」というねぎらいの言葉が贈られ、訓練生たちは思わず涙…。熱く駆け抜けてきた日々が、大きな感動で締めくくられた。
大規模災害の救難活動で殉職した仁科蓮を演じた濱田岳。「自然の理不尽さ、救難員はスーパーマンではなくひとりの人間であるということを表現し、“不撓不屈”とは何かということを見ていただいた方にどう感じてもらうか…それが仁科と僕に与えられたミッション」と語った濱田は、「皆さんのお力で、仁科一曹と僕のミッションは完遂できたと思います」と語った。
そして、宇佐美とゆっくり心を通わせてきた娘・勇菜を演じた吉川愛は、「勇菜ちゃんが成長していくにつれ、私も成長していったな、とすごく思いました。たくさん学ばせていただきました」とニッコリ。さらに、両親を演じた内野と鈴木京香が駆けつけ、吉川は大感激。思わずハグする母娘の姿をニコニコと見守る内野の姿に、現場は温かい空気に包まれた。
また、最後の撮影を終えた鈴木は、内野が優しく見守る中、「視聴者のひとりとして、オンエアで観て胸を熱くしていました。皆さんが訓練で身につけたであろうガッツにいつも感動していました」と、自らを鼓舞して困難な撮影に臨んだ内野や学生キャストへの想いを語った。
今夜放送の最終話では、学生たちが、救難員課程の最終段階となる落下傘降下訓練に挑む。「落下傘降下はすべて自分の判断だ」という宇佐美の言葉に、学生たちは気を引き締めて…。緊急事態が発生した際の手順など、厳しく緊張感あふれる訓練に耐え、迎えた落下傘降下の本番。救難ヘリコプター・UH-60Jに乗り込んだ学生たちは、救難員課程を辞退した藤木や長谷部達也(渡辺)、そしてこれまで自分たちを見守ってくれた教官たちや家族の想いも全部背負って飛ぼうと、気合を入れる。
一方、宇佐美は、大学の卒論を仕上げる段階に来たという勇菜から、そろそろ家に帰ると言われる。寂しい気持ちになる宇佐美だが、素直になれず、勇菜にはつい強がってしまう。そして、いつのまにか勇菜を仲間のように感じていた沢井ら学生たちは送別会を企画することに。そんな中、真子が階段から落ちてケガをしてしまう。宇佐美は、大急ぎで彼女のもとへ向かう。
要救助者の命と心を救うため、厳しい訓練を課す教官と、それに挑んできた学生たち。さらに、父親の仕事を目の当たりにし、これまでのわだかまりが解け始めた娘…。彼らが強い覚悟で過ごした熱い1年と、家族の再生を描いた感動物語がついに完結する。
■内野聖陽(宇佐美誠司・役) コメント
密度が濃すぎて、終わりが来るのかわからないくらい大変な作品でした。物語の中に「自然は理不尽だ」という言葉が何度か出てきましたが、「仕事も人生もまた理不尽である」と、この作品をやって改めて思いました。
この作品が向かう方向が見えてくるまで、どんなキャラクターでいくのか、どんなメッセージを込めていくのか、とても大変な時期がありました。
最初は、自衛隊について、スタッフさんも僕らもわからないことばかりだったので、手探り状態で本当に頑張ったと思います。若者たちが夢に向かって必死でがんばり、教官たちが愛情深く見守る…その本気の姿を見せなければならないと思っていたので、若者たちを必死に追い込んで、時に彼らには嫌われたかもしれませんが、それが僕の最大ミッションだったと感じます。
若者たちは本当に苦しい現場で頑張ってくれたので見応えのある作品ができて私も誇りに思うし、参加できてよかったと心から思います。56歳、なかなか厳しい局面もありましたが(笑)、皆さんの支えでここまで来られたと思っています。――皆さん、あっぱれだ!!
■神尾楓珠(沢井 仁・役) コメント
本当にしんどかったです(笑)。何度も負けそうになったり、心が折れそうになったりしましたが、65期のみんなの顔を思い浮かべると、「現場に行かなきゃ」「頑張らなきゃ」と思えました。沢井として、自分が訓練生の中でも一番頑張らなきゃいけない、というプレッシャーとの戦いもありましたが、内野さんをはじめとしたキャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげで最後まで走り切れました。皆さん本当に良い人で、今思い返すと撮影でしんどかったことはたくさんありますが、撮影以外ではずっと笑っていたな、と…。この作品、このメンバーとは、本当に運命的な出会いだったと思います。そして、役者としてこれからもっと頑張っていかなきゃ、と感じました。
■石井杏奈(藤木さやか・役) コメント
最初、小牧基地の見学に行かせていただいた時に、“本当に自分はこの役ができるのかな?”と、すごく不安になりました。初めて母に「キツイかも…」と弱音を吐いた作品でした。でもいつの日からか…訓練生のみんなが一緒だから頑張ろうと思えたし、“できる!やれる!前を向こう!”と考えるようになりました。ドラマの反響もたくさんいただいて、きつかった日々が報われていく…そんな感覚を初めて味わうことができました。65期のみんな、性別関係なく、仲良くしてくれてありがとうございました!そして内野さんはじめキャスト・スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
■前田拳太郎(白河智樹・役) コメント
すごく大変な現場でしたが、内野さんをはじめとしたキャストの皆さん、スタッフの皆さん、自衛隊の皆さんにいろいろ教えていただいたり、支えていただいたりしながらここまで走り切ることができました。今まではすごく背伸びをして、格好悪いところを見せたくないと思いながら仕事をしていたのですが、このドラマで白河という役に出会って、65期のみんなと一緒にボロボロになって訓練し、弱いところをたくさん見せながら乗り越えてきたので、役者としても人としてもひとつ強くなれたかな、と思います。65期の仲間がいたからこそ乗り越えられました。本当にみんなと一緒でよかったです!
■渡辺碧斗(長谷部達也・役) コメント
内野さんをはじめとしたキャスト・スタッフの皆さんのおかげでこの日を迎えることができました。学生のみんなにはもうずっと頼りっぱなしで…ここまで走り抜けることができました。“自分ってこんなに人のことを頼ることができるんだ!”と思いましたし、逆に頼られる喜びも知りました。人と人との距離が離れがちなこの世の中において、自分にとってすごく財産になったなと思います。この作品を通して、そして何より実際の救難員の方々の姿を通して、人として大切なことを学ばせていただいたと思っています。
■草間リチャード敬太(Aぇ! group)(西谷ランディー・役) コメント
僕は初めてのドラマだったので、「ドラマってこんなにしんどいの?」と、周りの人に何回も聞きました(笑)。すると、周りの皆さんが「いや、普通は違う!」と言っていたので、こんなに大変なこの作品が一発目だったのは良い経験になったな、と思いました。学生チームもこのメンバーだったからこそ、これだけ頑張れたんだと思います。ギュッと青春を詰め込んだような日々でした。内野さんをはじめキャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
■犬飼貴丈(東海林勇気・役) コメント
訓練生の仲間へひと言ずつ…神尾くん、クールに頑張るその背中に勇気をもらいました。石井さんは、誰よりもみんなのことを気遣ってくれました。挙太郎は、底なしの優しさでみんなを支えてくれました。旺志郎は、元気で面白くて、現場に活気をもたらしてくれました。碧斗は一番頑張っていて、その姿を見て“僕も頑張らなきゃ”という気持ちになりました。リチャードくんは、本当に穏やかで僕たちに平穏をもたらしてくれました。学生長の僕はみんなにお金をばらまいて…(笑)、ご飯をたくさん一緒に食べられてよかったです。最後に、内野さん、キャスト・スタッフの皆さん、ありがとうございました!
■前田旺志郎(近藤 守・役) コメント
かなり過酷な現場でしたが、スタッフの皆さんは僕らより朝早くから夜遅くまで…本当にありがとうございました。そして、自衛隊の方々の協力なくしてこの作品はありませんでした。自衛隊としての所作を超え、人としても教わったものがたくさんあって、大変勉強になりました。そして65期のみんな…僕はひとりでは絶対にここまで来られなかったし、この7人じゃないとこの日を迎えることはできなかったな、と心の底から思います。主任教官の内野聖陽さんをはじめ、皆さんに本当に感謝しています。こんな経験はなかなかできないですし、本当に財産になる現場でした。
■吉川 愛(乃木勇菜・役) コメント
私は皆さんの厳しい訓練を取材で見学するという役だったので、最初はどうやって勇菜ちゃんを生かそうかな、と考えていました。でも、勇菜ちゃんが成長していくにつれ、私も成長していったな、とすごく思いました。そして、航空救難団について知る機会ができたのがすごくうれしいです。今後を生きる糧になったのではないかな、と思います。本当にたくさん学ばせていただき、ありがとうございました。
■濱田 岳(仁科 蓮・役) コメント
皆さんのお力で、仁科一曹と僕のミッションは完遂できたと思います。ドラマにもたびたび出てくる自然の理不尽さや、救難員はスーパーマンではなくひとりの人間であるということを表現し、“不撓不屈”とは何かということを見ていただいた方にどう感じてもらうか…それが仁科と僕に与えられたミッションだったと思います。本当に僕ひとりではなく、小牧基地の方々、現場のみんなのおかげで我々2人のミッションを終えることができたと思います。本当にありがとうございました!
■鈴木京香(乃木真子・役) コメント
とにかく激しく訓練に励む教官と訓練生たちの姿を、視聴者のひとりとして、オンエアで観て胸を熱くしていました。皆さんが訓練で身につけたであろうガッツにいつも感動していました。スタッフの皆さんも含めて、この撮影を通して筋肉がついた方が多いと思いますので、その筋肉で、ぜひ夏を楽しんでください(笑)!皆さん、本当にありがとうございました。
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